日欧の加速器の高性能化に貢献 - J-PARC、CERNで使う金属磁性体を製造 - 【J-PARCハイライト】

 

先端技術の粋を集めて自然の極限を探る最先端の加速器は、さまざまな工夫を積み重ねて増強が迫られる宿命にあります。 J-PARCセンターの大森千広(おおもり・ちひろ)教授らが所属するリング高周波加速(RF)グループは、高周波加速システムに必要な高性能な金属磁性体の製造装置を開発しました。 この磁性体はJ-PARCの加速器に導入されたほか、ジュネーブ郊外にある欧州合同原子核研究機関(CERN)の加速器用にも製造され、日欧の大型加速器の増強を担い、さらにがん治療用の加速器の小型化やコスト低下にもつながる機能を発揮するものとして期待されています。

詳しくはJ-PARCのウェブサイトをご覧ください。

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