SOKENDAI KEK Tsukuba/J-PARC Summer Student Program 2019を開催
#トピックス7月9日(火)と10日(水)に、KEKつくばキャンパスにてSOKENDAI KEK Tsukuba/ J-PARC Summer Student Programの共通講義と中間報告会が行われました。
Summer Student Programは主に海外の学部学生・大学院生がKEKのつくばキャンパスと東海キャンパスに8週間程度滞在して、KEKで行われている実験や研究に実習参加するもので、今年はインド、ベトナム、ミャンマー、ロシア、中国、インドネシア、ドイツ、リトアニア、アメリカ、香港、ポーランド、イタリア、タイ、韓国、ウクライナから18名の若い学生たちを受け入れます。
本スクール事業は、もともと総合研究大学院大学・高エネルギー加速器科学研究科が留学生確保のためJ-PARCにて実施してきた「SOKENDAI J-PARC Summer Student Program」(実施責任者:小林 隆 素粒子原子核研究所・副所長)と、昨年度つくばキャンパスで開催された「KEK Student Program」(実施責任者:西田 昌平 素粒子原子核研究所・准教授)を今年度実施体制強化のため統合したものです。
今年は新たな試みとして、総研大やKEKのプロジェクトに関心を持ってもらうべく、施設見学以外にも共通講義をコア期間である6月末から7月にかけて実施しております。
9日と10日の講義と中間報告会には13名の学生が参加しました。講義では、総研大の概要やKEKが進めているさまざまなプロジェクトについて説明がありました。報告会では各学生が10分程度の自己紹介や自分の大学、母国、研究進捗などについて語りました。
さらに、10日午前の講義では、小林・益川理論の説明の直後、隣の部屋から小林誠特別栄誉教授が現れるという演出があり、出席した学生を大いに沸かせました。小林特別栄誉教授からは、研究者の心構えなど激励の言葉が送られ、その後参加者全員で記念写真撮影を行いました。
本プログラムは、冬に来日する学生もおり、現在も継続しております。
※ 本スクール事業は実施に当たり「大学加速器連携ネットワークによる人材育成等プログラム(IINAS)」および総合研究大学院大学から予算措置を受けております。
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