応用超伝導加速器コンソーシアム設立記念シンポジウムの開催
#トピックス本年4月、加速器研究施設では加速器の産業・医療応用を推進するための「応用超伝導加速器センター」が開設され、また、同時に、本センターを中核とする産業界と強固な連携のもと、超伝導高周波加速器に関するイノーベーションの創出、社会展開を進める目的で「応用超伝導加速器コンソーシアム」が設立されました。このコンソーシアム設立を記念して、9月2日、東京にて、「応用超伝導加速器コンソーシアム設立記念シンポジウム」が開催されました。
シンポジウムには産業界や学術研究機関から約60名の参加があり、文部科学省の村田善則研究振興局長からお祝いのお言葉、下記の5件の講演、加速器の応用展開について活発な意見交換があり、盛況となりました。なお、本シンポジウムに先立って、応用超伝導加速器コンソーシアムの総会も開催され、今後、海外の動向調査なども行いながら、企業や学術研究機関との連携により、加速器の産業・医療応用を進めていくことが合意されました。
記:講演題目及び講演者
講演1「応用超伝導加速器コンソーシアムの設立について」 道園 真一郎(KEK、応用超伝導加速器センター センター長)
講演2「次世代半導体微細加工に向けた超伝導加速器によるEUV-FEL光源」河田 洋(KEK)
講演3「先端的小型加速器技術の医学(BNCT)分野への応用」熊田 博明 (筑波大学)
講演4「産総研加速器施設における光・量子ビーム技術の産業利用への取組みと超伝導加速器への期待」黒田 隆之助 (産総研)
講演5「日大PXR線源で可能な先端X線イメージングとその応用」早川 恭史 (日本大学)
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