インパクトある物理の論文の割合は日本一

 

各研究分野における論文の被引用数が世界の上位1%に入る「高被引用論文」について、米学術情報会社のクラリベイトが、日本の研究機関の高被引用論文数ランキング2020年版を発表しました。この結果、物理の分野では、東京大、京都大、理化学研究所、大阪大に次いで、KEKが5位に入りました。また、ジャーナルに掲載された全論文数に対する高被引用論文が占める割合については、KEKが上位10位中1位でした。

同社によると、日本の研究機関の高被引用論文の平均の割合は0.89%。ところが、KEKの場合は3.2%(高被引用論文数は163)と日本平均の約4倍に達し、KEKが良質な論文を数多く出していることを示しました。なお、高被引用論文数が449で1位の東京大学は2.6%,同233で2位の京都大学は2.4%でした。

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