ミュオン粒子は、電子と同じくレプトンに分類される素粒子の中の一つです。その質量は電子の約 200 倍で、電荷が反対である粒子 - 反粒子が存在します。ミュオン粒子のエネルギーにはゆらぎがあるので、平均寿命 2.2 マイクロ秒 (10-6秒) で電子とニュートリノに崩壊します。もし、ミュオン粒子が光速度 c で運動するとして単純に計算すると、この時間におよそ 660 m 進むことになります。

このような性質をもつミュオン粒子は、大気中で生成された宇宙線としていつも地表へ降り注いでいます。地表では、1 秒間に 1 m2の面積をおよそ 170 個程度のミュオン粒子が通過しています。ミュオン粒子は、地表に到達する宇宙線の 7 割を占め、残りの宇宙線はほとんど電子であることが分かっています。





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