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1890年代後半、ベクレル、キュリー夫妻によって、放射性同位元素の崩壊の研究がすすめられ、2個の正電荷(電子電荷を単位として)を持つ粒子が放出していることが解った。
これは、アルファ粒子と名付けられたが、この粒子はヘリウム原子核である。アルファ粒子こそは、非常に高速で、速度は光の速度の20分の1にも及ぶ。このアルファ粒子こそがラザフォードの原子核の研究を可能にしたといえる。
ところで、1919年にE・ラザフォードという科学者がアルファ粒子を用いて窒素原子核(N)の壊変に成功して以来、 原子核の研究では、アルファ粒子のような放射性同位元素の崩壊の時に生まれる粒子に加えて、人工的に加速さ れた陽子や電子が広く使われるようになったんだ。
このように陽子や電子の荷電粒子に電場をかけて加速する装置を加速器と呼ぶんだよ。
ここで、ボクからの問題。この問題は、みんなに光のことや力や速度、そして加速器のしくみを かんたんにわかってもらうためにボクが作ったんだ。 |
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