2016年11月20日(日)

13:30開場/14:00開演

ノバホール(つくば市吾妻1-10-1)

入場無料
*未就学児の入場はご遠慮下さい。

「科学と音楽の響宴」は、地域の文化活動の一環として高エネルギー加速器研究機構がつくば市・つくば都市振興財団(現つくば文化振興財団)と共同で実施しています。この「科学と音楽の響宴」は、科学のレクチャーと音楽のコンサートを組み合わせることで右脳と左脳の両方を刺激し、バランスの取れた頭脳の能力向上に貢献したい、という願い から企画されたものです。研究学園都市“つくば”にふさわしい企画であると自負するこのイベントへの、皆さまのご来場をお待ちしております。

【第1部】講演

「ニュートリノの質量の発見と関連研究」

【第2部】コンサート

「フルートで奏でる星と地球」
曲目:星に願いを/比重21.5/ウンディーヌ(水の精)他

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多数のお申込み有難うございました。

第1部 講演

「ニュートリノの質量の発見と関連研究」 

スーパーカミオカンデでニュートリノ振動が発見され、この発見によってニュートリノに質量があることがわかりました。この発見についてお話しするとともに、いろいろなニュートリノ振動の研究を紹介したいと思います。

梶田 隆章(かじた たかあき)

東京大学 特別栄誉教授
東京大学宇宙線研究所長

1959年、埼玉県東松山市生まれ。物理学者。東京大学理学部附属素粒子物理国際研究センター助手、東京大学宇宙線研究所助手、助教授、教授を経て現職。岐阜県飛騨市の神岡鉱山の地下1000メートルに設置された実験装置「カミオカンデ」と「スーパーカミオカンデ」を使った実験に参加した。最も小さいと考えられる素粒子のひとつのニュートリノについて、地球の大気で生まれた大気ニュートリノを観測。移動中に粒の種類が変わる現象「ニュートリノ振動」を観測してニュートリノに質量があることを発見し、1998年の国際会議で発表した。「ニュートリノ質量の存在を示すニュートリノ振動の発見」により、2015年にノーベル物理学賞を受賞した。1999年に仁科記念賞、2010年に戸塚洋二賞、2012年に日本学士院賞、2015年に文化勲章、文化功労者を受賞。現在は大型低温重力波望遠鏡KAGRAのリーダーも務める。