第1回と第2回にお話いただいた横倉さんのスライドを掲載しました。
こちら からご覧ください。
第1回と第2回にお話いただいた横倉さんのスライドを掲載しました。
こちら からご覧ください。
下記の通り、第3回SUGRA勉強会を開催します。
講師は茨城大の百武さんで、11次元超重力理論におけるインフレーションについての
ご自身の研究を解説して頂きます。
興味をお持ちの方は是非ご参加ください。
なお、部屋が前回と異なりますのでご注意ください。
本勉強会はプロジェクト「弦からヒッグス/フレーバー」の一環として行われるもので、
旅費・滞在費もサポートできますので参加補助を希望される方は
http://www2.kek.jp/theory-center/project/string2higgsflavor/howtoregistersugra/
にしたがってユーザー登録をしていただいた後、旅費申請を行って ください。
どうぞよろしくお願い致します。
KEK理論センター
阪村 豊
%%%%%%%%%%%%%% SUGRA勉強会 今後の予定 %%%%%%%%%%%%%%%%%%
第3回
日時:6/28(水) 午後2時-
場所:KEK研究本館3階セミナー室
講師:百武 慶文 氏 (茨城大学)
タイトル:M理論におけるインフレーション解の考察
アブストラクト: 11次元超重力理論はM理論の低エネルギー有効作用として知られている。
今回は11次元超重力理論の基礎について説明し、インフレーションを起こす古典解を構成することが
難しいことについて考察する。その後、M理論の高次曲率補正項について解説し、そのような補正項を
取り込んでいくつかの仮定をおけば、インフレーションを起こすような解が存在する可能性がある、
という研究内容について説明する。
第4回
日時:7/11(火) 午後 (開始時刻は未定)
場所:KEK研究本館1階会議室1
講師:寺田 隆広 氏 (KEK)
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KEK理論センターでは、プロジェクト「弦からヒッグス/フレーバー」の一環として超重力理論についての勉強会を開催することになりましたのでご案内致します。
超重力理論は現象論的模型構築、超弦理論の有効理論、インフレーション等の宇宙論、ホログラフィック対応に基づいた物性理論等非常に広範囲に渡って重要な役割を担っています。これらの話題において、関係する超重力理論の次元や超対称性の数は様々で、また注目している側面もそれぞれ異なります。このような状況の下、超重力理論そのものについてまとまって勉強する機会を設けることは、個々の研究対象について理解を深め、自身の研究の幅を広げるきっかけとして有益だと思います。
そこでこの勉強会では超重力理論について様々な観点から理解を深めることを目的とし、毎回各スピーカーにご自身の専門分野から超重力理論に関連する話題をレヴューして頂く予定です。最初の2回は5/31(水)と6/14(水)で、4次元N=1超重力理論の定式化について慶応大学の横倉諒さんに基本的なところから解説をお願いしています。
勉強会で話したいトピックをお持ちの方はもちろん、この機会に超重力理論について勉強されたい方、興味をお持ちの方は是非ご参加ください。旅費・滞在費もサポートできますので参加補助を希望される方は
http://www2.kek.jp/theory-center/project/string2higgsflavor/howtoregistersugra/
にしたがってユーザー登録をしていただいた後、旅費申請を行ってください。どうぞよろしくお願いします。
お問い合わせ:
阪村 豊(KEK理論センター)
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第1回
日時:5/31(水) 午後3時から
場所:KEK研究本館1階会議室1
発表者:横倉 諒 氏 (慶応大学)
第2回
日時:6/14(水) 午後1時半から
場所:KEK研究本館1階会議室1
発表者:横倉 諒 氏 (慶応大学)
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来る(2017年)7月17日から19日の3日間にかけて、「例外群」をテーマにした研究会 “Exceptional Groups as Symmetries of Nature ’17(ExGraS17)” を KEK 4号館1階セミナーホールにて開催します。ホームページは こちら
例外群、あるいはそのリー代数は、素粒子理論の背後にあってそれらを統一する対称性として、また超重力をリダクションしたときに現れる「隠れた」対称性として、その特異かつ美しい存在が古くから認識され、研究されてきました。特にE8は、超弦の奇跡的な整合性を保証する著しい対称性として、また最大の超重力(M理論)を3次元にコンパクト化したときの U 双対性として見出されたのでした。これらは異なる実形に基づくものの、D-ブレーン+オリエンティフォルドだけでは決して実現できない、D-ブレーンだけの系から見て真の意味で非摂動論的な対称性である点において共通しています。
これら以外にも、超対称性をちょうど半分破る由緒正しい多様体 K3(あるいはそのある極限を構成する有理楕円曲面)の位相的性質、パンルベ方程式のベックルント変換の対称性、CFTのモジュラー不変性、ALE空間や特異点の分類…など、理論物理の様々な局面で現れる例外群の例には枚挙の暇がありません。 そして、しかもこれらは素粒子の統一模型、あるいは初期宇宙の加速膨張など、我々が実際に観測するところの「自然」と本当に関係する可能性が大いにあります。
この研究会では、「例外群」をキーワードに、それが関係するさまざまな異なる理論的テーマの講演を通して、自然の対称性としてのその役割を追求することを目的として企画しました。さまざまなテーマで例外群に関連した講演をしてくださる方々をお招きしています。また、一般ショートトークも募集します。例外群に関連する話題をお持ちの方は、ぜひトークをお申込みください。ただし、何らかの意味で例外群に関連するトークに限ります。講演の採否は世話人にお任せください。
旅費・滞在費もサポート可能です。また、研究会の日程に合わせて1週間程度理論センターに滞在していただくこともできます。
招待講演者と関連テーマは次のとおりです
(敬称略、順不同(概ね3日間のトークの予定順)):
前川展祐(E6統一)
渡利泰山(K3コンパクト化)
谷太郎 (F理論)
木村裕介(F理論)
川村嘉春(素粒子模型)
野澤真人(ゲージ化超重力インフレーション)
山田泰彦(パンルベ方程式)
林博貴 (超対称ゲージ理論)
木村哲士(エキゾチックブレーン)
小林達夫(ヘテロティック弦)
なお、この研究会は KEK理論センタープロジェクト「弦からヒッグズ/フレーバー」 からのサポートを受けています。
お問い合わせ: 溝口俊弥(世話人代表:mizoguch@post.kek.jp) (@が全角になっています)
KEK にいらっしゃる際には、研究会、議論や研究打ち合わせ、集中講義など何のご用事で来られるかを問わず、必ず「ユーザー登録」をしていただくことになっています。特に、ユーザー登録をしていただかないと、旅費や宿泊費などのお支払いのお手続きができません。その申請書の中で「用務情報」の欄に記入する情報を ユーザー登録のやり方と「用務情報」 のページにまとめました。大変お手数ですがどうぞよろしくお願いします。
3月6日から9日にかけて、沖縄でワークショップ:
Workshop on String and M-theory in Okinawa March 6-9, 2017
を開催します。詳しくは 研究会ホームページをご覧ください。
さる8月3日から8日まで、長野県安曇野市でKEK Summer Campが開催されました。海外からの参加者3名や学生5名を含む約20名が参加し、朝から夜遅くまで、弦理論とそれに関連する話題として、高次元時空や重力の様々な性質、素粒子の模型構築などについて、熱のこもった議論が繰り広げられました。
そのうち、4日、5日、6日の3日間、首都大学東京の北澤敬章さんによる連続講義
Toward Realistic Models in String Theory with D-branes
が開催されました。この講義では、弦理論やD-Braneの基礎から始まり、弦理論での超対称性やゲージ対称性の破り方とその帰結、そして、モジュライの安定化など多岐にわたる内容をわかりやすく講義して頂きました。
講義内容は
こちら part 1 part 2 part 3
からダウンロードできます。
さる7月25、26、27日の3日間にわたり、KEK の柴正太郎さんに入門連続講義(集中講義)「AGT対応入門」を行っていただきました。今回の特徴は、KEK でやるにしてはテーマがやや専門的だったせいか、参加者の1/3以上が外部の方だったことでした。表題が何のことなのか説明もなしにアナウンスしたにもかかわらず、多くの方々にお集まりいただきありがとうございました。講師の柴さんにはもちろん、遠くはるばるあるいは近くから足を運んでくださった皆さん、また参加いただいた理論センター・総研大内部の皆さんすべてに厚く御礼申し上げます。
理論センターではプロジェクト「弦からヒッグズ/フレーバー」イベント第2弾としてKEK の 柴正太郎さん に「AGT対応入門」と題して、7月25日、26日、27日の3日間にわたり入門講義をしていただくことになりましたのでご案内いたします。
AGTが超弦現象論と関係あると思って研究している人は少ないと思いますが、F理論にユニバーサルに現れる幾何(dP9=有理楕円曲面)と4,5,6次元SU(2)SW曲線との同等性を通した応用を期待して企画しました。興味をお持ちの学生の方やPDの方もどうぞご参加ください。
前回と同様、旅費・滞在費のサポートが可能です。ただし遠方の方、あるいは希望される方が非常に多数の場合にはサポート額に上限を設定させていただく場合がありますのであらかじめご了承ください。参加補助を希望される方は溝口
mizoguch@post.kek.jp
まで直接e-mailでご連絡ください。その際「件名」(Subject)に「AGT対応入門」と入れていただけると幸いです。
下に日程、場所、プログラム情報を添付いたします。どうぞよろしくお願いします。
高エネルギー加速器研究機構
素粒子原子核研究所理論センター
溝口 俊弥
tel 029-879-6092
fax 029-879-6101
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入門連続講義「AGT対応入門」
プログラム
講師 柴正太郎
場所 KEK 研究本館1F 第3会議室(26日のみ第2会議室)
平成28年7月25日(月)14:00-16:30
1. Seiberg-Witten理論について
4次元超対称ゲージ理論について簡単に紹介する。
特に、超対称性がN=2の理論に注目し、それがSeiberg-Witten
理論で解析的に正確に記述できることを解説する。
平成28年7月26日(火)14:00-16:30(この日のみ第2会議室)
2. AGT対応とは
Seiberg-Witten理論(特にSeiberg-Witten curve)の一つの見方と
して、Gaiottoが提案した議論について説明する。
その議論に基づいて、AGT対応が予想できることを解説する。
平成28年7月27日(水)14:00-16:30
3. AGT対応の具体例
AGT対応が様々な場合に拡張できることを紹介する。また、
その背後にあると考えられる物理についても、時間があれば
説明したい。
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