第1章 総則
(目的)第1条 |
この規約は、大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構(以下「KEK」という。)が提供する共同利用
者支援システムの利用に関し、必要な事項を定めることを目的とする。 |
(定義)第2条 |
この規約において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。 |
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(1) |
「オンライン申請・届出等」
KEKが取り扱う申請・届出等の手続を、インターネットを利用してオンラインで行うことをいう。 |
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(2) |
「本システム」
KEKが管理する「共同利用者支援システム」をいう。 |
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(3) |
「申請・届出等の本人」
KEKに対し申請・届出等を行う本人をいう。 |
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(4) |
「システム利用者」
本システムを利用してオンライン申請・届出等を行う者をいい、申請・届出等の本人が申請・届出等の手続を第三者に委任し、又は代行させた場合には、当該第三者を含めていう。 |
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(5) |
「ユーザーID」
システム利用者を特定するため、利用者にKEKが付与する符号をいう。 |
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(6) |
「パスワード」
システム利用者を特定する際のセキュリティを目的とし、利用申込時にKEKが付与する符号および、ユーザーによって随時設定された符号をいう。 |
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(7) |
「ポータル」
システム利用者が、KEKから付与されたユーザーIDおよびパスワードを用いてログイン後にシステムが表示する、ユーザーの個人用WEBページをいう。 |
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(8) |
「旅費申請確認依頼」
旅費申請を行なった利用者に対して、KEKから確認のために通知するメール及びWEB上の確認画面をいう。 |
(適用)第3条 |
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1 |
この規約は、本システムを利用するすべてのシステム利用者に適用されるものとする。 |
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2 |
この規約の実施のために制定される細則、その他この規約に付随して作成された本システム利用上の決まりは、この規約の一部を構成するものとして前項のシステム利用者に適用されるものとする。 |
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3 |
KEKは、予告なくこの規約を改定できるものとし、改定されたこの規約の施行日以降は、本システムの利用については改定後の規約が適用されるものとする。なお、KEKは、この規約の改定を、KEKのホームページを通じて周知することとする。 |
第2章 本システムの利用
(規約の遵守)第4条 |
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1 |
システム利用者は、本システムの利用に際し事前にこの規約を熟読の上、この規約に同意して本システムを利用するものとする。 |
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2 |
システム利用者が本システムを利用した際には、システム利用者はこの規約に同意したものとみなす。 |
(システム利用者の責任)第5条 |
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1 |
システム利用者は、自己の責任と判断に基づき、本システムを利用し、本システムの利用に伴って生じる以下の各号に掲げる情報及び通信の際に発生する各種電文(電磁的記録も含む。)を管理するものとし、KEKに対しいかなる責任も負担させないものとする。
(1) ユーザーID
(2) パスワード
(3) 旅費申請確認依頼
(4) 本システムの利用に関し送受信される電子メール
(5) 旅行依頼書
(6) その他本システムの利用に関連して生じた一切の情報
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2 |
システム利用者は、申請状況確認画面等を用いて適宜自己の行った申請・届出等の手続の処理状況の確認を行うものとする |
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3 |
システム利用者が、自己の行った申請・届出等の手続の処理状況の確認を行わなかった結果、システム利用者又は他の第三者が被った損害については、KEKは一切の責任を負わないものとする。 |
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4 |
システム利用者は、本システムにより取得した公文書の効力がなくなったときは、当該公文書を不正に利用してはならない。 |
(ユーザーIDの管理)第6条 |
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1 |
KEKは本サービスの利用者を識別し安全なサービスを提供するために、希望者に対し、ユーザーID
(以下ID) を発行する。利用者は、ID及びパスワードに対して、自己の責任において管理するものとする。 |
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2 |
利用者は、KEKから提供されたID及びパスワードを、善良なる管理者の注意をもって管理するものとする。 |
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3 |
利用者のID及びパスワードを用いて行われた行為については、当該IDを保有している利用者自身の行為とみなされるものとする。万一、許可なく自分のIDが利用された場合、またはID及びパスワードが第三者に漏洩してしまった場合にはただちにKEKまで連絡するものとする。 |
(申請・届出等の委任)第7条 |
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1 |
申請・届出等の本人が、KEKに対するオンライン申請・届出等を第三者に委任する場合、当該委任を受けてオンライン申請・届出等を行う者は当該手続に関する全権を委任されたものとみなす。 |
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2 |
申請・届出等の本人が委託する第三者は、KEKが別に指定する者に限るものとし、KEKの指定する者以外への委託は禁止する。 |
(申請・届出等の遅延)第8条 |
申請・届出等の本人が、オンライン申請・届出を、KEKが別に定める期限に遅延した場合、遅延したことによる 申請・届出等の本人もしくは他の第三者が被った損害については、KEKは一切の責任を負わない。 |
(旅費申請)第9条 |
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1 |
システム利用者が、旅費申請を行なう場合は、実際の旅行日程と一致する申請を行なうものとし、申請後に変更のあった場合は、速やかにKEKユーザーズオフィスに連絡するものとする。 |
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2 |
旅費申請に基づき、KEKから送られる旅費申請確認依頼について、速やかに確認、返答するものとし、確認内容が旅行の事実と相違する場合は、速やかにKEKユーザーズオフィスに連絡するものとする。 |
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3 |
旅費申請に際して、KEKから証拠書類等の提出を求めることがあるので、速やかに対応するものとする。 |
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4 |
旅費申請についての旅費支給の可否、支給額の計算等は、KEKの旅費関連規則に基づいて行なうものとする。 |
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5 |
旅費支給のある利用者で、同時に宿泊施設を利用した場合は、原則として支給する旅費から宿泊料差し引いて支給するものとする。 |
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6 |
システム上で、旅費申請と宿泊申請を同時行なった場合は、宿泊料を旅費から差し引くことに同意したものとみなすものとする。 |
(宿泊申請)第10条 |
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1 |
システム利用者が、宿泊申請を行なった場合は、システムが自動的に宿泊予約等を行い結果を通知する。システム利用者は、予約状況の確認を必ず行なうものとする。 |
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2 |
宿泊予約が取れた場合は、システムのポータルから「許可証」が出力可能となるので、利用者はこの許可証を各自印刷し、持参すること。KEKは、許可証を持参せず、またシステムに予約情報の入力が認められない場合は、宿泊予約はなされていないものとみなす。 |
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3 |
宿泊料はKEKの指定する日までに納入するものとする。 |
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4 |
旅費支給のある利用者で、同時に宿泊施設を利用した場合は、原則として支給する旅費から宿泊料差し引いて支給するものとする。 |
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5 |
システム上で、旅費申請と宿泊申請を同時行なった場合は、宿泊料を旅費から差し引くことに同意したものとみなすものとする。 |
(システムに関する知的財産権)第11条 |
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1 |
KEKがシステム利用者に貸与又は提供する一切のプログラム又はその他の著作物(この規約及び本システムの取扱マニュアルを含む。以下同じ。)に関する著作権及び著作者人格権並びにそれに含まれるノウハウ等の知的財産権は、KEKに帰属する。 |
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2 |
システム利用者は、本システムの利用に際し、KEKがシステム利用者に貸与又は提供する一切のプログラム又はその他の著作物を以下のとおり扱うものとする。
(1)この規約に従って本システムを利用するためにのみ使用すること
(2)複製、改変、編集、頒布等を行わず、また、リバースエンジニアリングを行わないこと
(3)営利目的の有無にかかわらず、第三者に貸与・譲渡し、又は担保の目的に供しないこと
(4)KEKが表示した著作権表示又は商標表示を削除又は変更しないこと |
(本システムの利用可能時間)第12条 |
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1 |
KEKは、別に定める毎日の定期メンテナンス時間において本システムの利用を停止する。 |
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2 |
KEKは、必要に応じて不定期に、システム利用者に予告なく本システムの利用を停止する場合がある。 |
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3 |
本システムは、原則として上記の停止時間を除く時間(日曜祝日等を含む)において利用可能とする。 |
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4 |
システム利用者がKEKに対し行ったオンライン申請・届出等の審査に係る事務処理は、KEKにおける担当者の勤務時間内に行うものとする。 |
(システムの利用の停止又は制限)第13条 |
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1 |
KEKは、システム利用者に対し、次の各号の一に該当すると認められる場合は、事前に通知し本システムの利用を停止又は制限することができる。ただし、緊急を要する場合は、通知することなく本システムの利用を停止又は制限することができる。
(1) |
本システムをこの規約に反する目的で使用し又は使用しようとした場合 |
(2) |
電子メールを使用した不正行為、ウィルスの送付等、本システムを公序良俗に反する目的で使用し又は使用しようとした場合 |
(3) |
その他本システムの運用において支障を及ぼし又は支障を及ぼすおそれがある場合。 |
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(システム利用可能文字)第14条 |
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1 |
本システムにおいて使用可能な文字は、以下の各号に掲げる範囲を基本とする。ただし、利用者のPC環境に依存するため以下の範囲であったとしても一部、対応ができない可能性もある。
(1) |
1バイト文字の英数字及び記号は、JISX-0201-1997を使用する |
(2) |
2バイト文字はJISX-0208-1997を使用し、漢字についてはJIS第一水準漢字及びJIS第二水準漢字を使用する |
(3) |
カタカナを使用する場合は、全角カナを使用する |
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第3章 システム等の管理
(設備等)第15条 |
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システム利用者は、本システムを利用するために必要なすべての機器(ソフトウェア及び通信手段に係るものを含む。)を自己の負担において準備するものとする。その際、必要な手続はシステム利用者が自己の責任と費用で行うものとする。 |
(システムの保証等)第16条 |
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KEKは、本システムの提供の遅延、中断又は停止が発生しても、その結果システム利用者又は他の第三者が被った損害について一切の責任を負わないものとする。 |
(非常事態及びシステムの利用が著しく集中した場合における利用の制限)第17条 |
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1 |
KEKは、天災、事変その他の非常事態の発生又は本システムの重大な障害その他やむを得ない理由が生じた場合には、本システムの利用を停止又は制限することができる。 |
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2 |
KEKは、本システムの利用が著しく集中した場合には、本システムの利用を制限することができる。 |
第4章 免責事項
(免責事項)第18条 |
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1 |
本サービスは、現状のまま提供されるものであり、完全性、確実性、有用性、特定の目的への適合性、その他について保証するものではない。 |
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2 |
KEKは、本サービスに登録されたデータのバックアップをKEKの定める方法により定期的に作成致する。KEKは、本サービスに登録されたデータを記録する媒体の故障等によりデータが消失した場合、そのデータを可能な範囲で上記バックアップデータから復元するよう努めるものとする。 |
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3 |
本サービスの利用により発生した利用者の損害に対し、KEKはいかなる責任も負わず、一切の損害賠償をする義務はないものとする。また、利用者が当サービスの利用により第三者またはKEKに対して損害を与えた場合は、利用者の責任と費用をもって解決し、KEKに一切の損害を与えず、何らの負担もさせないものとする。 |
第5章 雑則
(合意管轄裁判所)第19条 |
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本システムの利用に関連してKEKとシステム利用者との間に生ずるすべての訴訟については、東京地方裁判所
を専属的合意管轄裁判所と定める。 |
(細則)第20条 |
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この規約を実施するために必要な細則は、別に定める。 |
附 則 |
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この規約は、平成19年3月1日から施行する。 |
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