今回の活動では、大阪大学の岩下先生に沖縄高専へお越しいただき、3日間にわたってレールガンの開発に取り組みました。 1日目(10月9日)は、まず3日間で実施する作業内容を確認し、コンデンサバンクの増設、飛翔体の改良、スイッチの改良についてメンバー間で役割分担を行い、それぞれ作業に取り組みました。前回の実験結果から、飛翔体には重量のある真鍮製のものよりも、極薄のアルミ板を使用した方が飛距離が伸びることが分かりました。しかし、発射時に接触面が焦げてしまい、使用回数が限られるという課題がありました。そこで、この課題を改善するため、長さ5cmの極薄のアルミ板を用いたU字型アーマチャーを合計5個作成しました。 2日目(10月10日)は、コンデンサのはんだ付け作業を進め、約200mFのコンデンサバンクに、さらに200mF分のコンデンサを追加しました。また、従来のスイッチは、感電を防ぐために絶縁体を使用して直接押す方式でしたが、安全性を向上させるため、ばね式のネズミ捕りを改良したスイッチを新たに製作しました。その結果、安全に放電できる仕組みを備えたスイッチを完成させることができました。 3日目(10月11日)は、作成した各部品を接続し、電流波形の測定を目指して実験を行いました。しかし、飛翔体を発射することができず、目標としていた測定には至りませんでした。発射できなかった原因として、飛翔体を加速させる際に使用するカーボンの抵抗が大きく、十分な電流が流れなかった可能性が考えられます。ただし、原因は特定できていないため、今後は実験時の状況を振り返り、電流の流れや各部品の接続状態などを確認する必要があります。今回の実験では、装置を実際に動作させるうえでの課題が明らかになりました。 今後は、原因の調査と装置の改善を進め、飛翔体の発射と電流波形の測定につなげていきます。





