総研大物質構造科学専攻
総合研究大学院大学(総研大)は、1988年に国立大学(現在は国立大学法人)として創立された大学院だけの大学です。各専攻は、それぞれの基盤研究機関に直結して設置されており、学術研究の新しい流れに先導的に対応できる、視野の広い創造性豊かな研究者を養成することを目指しています。このため通常の大学に付随した大学院とは異なる様々なメリットがあります。
物質構造科学専攻では、先端的加速器から得られる放射光、中性子、ミュオン、低速陽電子などの量子ビームを利用した最先端の科学研究を行っています。その分野は物理学や、化学をはじめ、ナノテクノロジー、生命科学、医学応用、環境科学、地球物理学などの極めて広範囲かつ最先端の研究分野において、物質の構造と機能解明という基礎的・先端的研究を切り拓いています。また量子ビームの発生・利用技術の一層の高度化の研究を進めることにより、物質科学の新たなフロンティアの開拓に寄与することを目指しています。
総合研究大学院の博士課程(5年一貫あるいは後期3年)の学生は、これらの最先端の研究現場で教育・研究指導を受けると共に、未来の研究の担い手としての成長が期待されています。
2022年6月6日 ニュース
2022年3月31日 KEKトピックス
総研大の学位記授与式とSOKENDAI賞および研究科長賞の受賞式が行われました
3/24 総研大の学位記授与式とSOKENDAI賞および研究科長賞の受賞式が行われ、高エネルギー加速器科学研究科 物質構造科学専攻の鈴木 雄太(すずき ゆうた)さんが、第8回SOKENDAI賞を受賞しました。鈴木さんの学位論文タイトルは”Crystal Structure Analysis and Visualization of Materials Space Using Machine Learning”(機械学習を用いた結晶構造の分析と物質空間の可視化)です。
2022年3月11日(金)13時~15時30分
総研大・高エネルギー加速器科学研究科 2021年度 第3回説明会
原則、オンライン形式で行いますが、KEKに来訪しての参加も可能です。詳細については、こちら をご覧ください。
2022年2月7日 物構研ハイライト
「人はものを食べるとき、歯と舌とほっぺの筋肉を総動員して、食べ物を小さくし唾液と混ぜてかたまりにして飲み込みます。この『小さくまとめる』という機能が失われたり弱くなっている人のために、あらかじめ飲み込みやすい形状にする必要があるんです。」総合研究大学院大学(総研大)高エネルギー加速器科学研究科(高エネ研究科) 物質構造科学専攻 4年生の三木 宏美(みき ひろみ)さんが介護食品について説明してくれた。三木さんは、歯科医師として働きながらKEKに通い放射光を使った研究を行っている。
2021年12月28日 物構研トピックス
総研大 物構専攻のNur Ika Puji Ayuさんが高エネルギー加速器科学研究科長賞を受賞
2021年9月、総合研究大学院大学(総研大)高エネルギー加速器科学研究科 物質構造科学専攻の Nur Ika Puji Ayu さんが、高エネルギー加速器科学研究科長賞を受賞しました。研究科長賞は総研大在学中に特に優れた学位論文を提出した学生を表彰するものです。Ayuさんの学位論文のタイトルは “Synthesis and Structural Studies on (Ba,Sr)3Ga(H,D)O4 and Ba2LiD3O Oxyhydrides” です。
2021年7月27日 物構研トピックス
総研大の三木 宏美さんがNestlé Young Scientist Awardを受賞
7月12日〜14日にオンラインで開催された国際会議、6th International Conference on Food Oral Processing(第6回食品の口腔内処理に関する国際会議)において、総合研究大学院大学(総研大)高エネルギー加速器科学研究科 物質構造科学専攻の三木 宏美さんがNestlé Young Scientist Awardを受賞しました。
2021年7月2日(金)10時~
総研大・高エネルギー加速器科学研究科 2021年度 第2回説明会(オープンキャンパス) オンラインと対面のハイブリッド形式で行います。
2021年6月5日(土)13時~
2021年4月8日 物構研トピックス
総研大 物構専攻の原野 貴幸さんが高エネルギー加速器科学研究科長賞を受賞
国立大学法人 総合研究大学院大学(総研大) 高エネルギー加速器科学研究科 物質構造科学専攻の原野 貴幸(はらの たかゆき)さんが、高エネルギー加速器科学研究科長賞を受賞しました。