【Belle II 実験】崩壊点検出器(VXD)のインストール開始 本運転開始に向けて準備が進む 2018/11/28 2018年11月21日、Belle IIに搭載する最後の測定器である崩壊点検出器(VXD)のインストール作業がKEK筑波実験棟で行われました。VXD本体の設置作業は21日中に終了し、本運転(phase3)に向け順調に準備が進んでいます。 続きを読む
第5回「スチューデント・デイ」をKEKつくばキャンパスで開催 素核研から2名受賞 2018/11/20 第5回「スチューデント・デイ」が2018年11月13日にKEKつくばキャンパスの研究本館 小林ホール・ラウンジで開催されました。このイベントは、KEKで学ぶ総研大学院生、連携大学院生、特別共同利用研究員などが集まり、研究成果の発表をすると共に、交流を深めることを目的として年1回開催されています。今回は学生・教職員等合わせて約130名が参加し、内93名の学生がポスター発表を行いました。 続きを読む
中性子星合体からの光の偏りが起こる新しいメカニズムを提唱 2018/11/20 概要 中性子星同士の連星が合体すると、金やプラチナなどの重元素が作られてキロノヴァ(注)と呼ばれる増光が起こります。高エネルギー加速器研究機構の久徳浩太郎助教、東北大学 大学院理学研究科の田中雅臣准教授、同じく学際科学フロンティア研究所の當真賢二准教授らの研究グループは、キロノヴァからの光の偏りの精密な数値シミュレーションを行いました。その結果、2017年8月に観測されたキロノヴァAT 2017gfoの小さな光の偏りが、重元素からの光として自然に説明できることが明らかになりました。さらに、もしも非常に重い元素から軽い元素まで多様な重元素が作られていれば、今後新たなキロノヴァを別方向から見た場合に、より大きな光の偏りが検出されうることも明らかになりました。連星中性子星の合体で作られる重元素の種類を特定するために、光の偏りの観測が有力な道具となることが期待されます。 続きを読む
若手研究者のための勉強会 「Belle II Physics Week」をKEKで初開催 2018/11/14 Belle II Physics Week (Belle II Theory Interface Platform, B2TiP, Workshop)が、Belle II実験グループ内の全体会議であるB2GM (Belle II General Meeting)の後となる2018年10月22日-26日に、KEKつくばキャンパスの3号館セミナーホールで開催されました。 続きを読む
中性K中間子の稀な崩壊で世界最高感度を10倍更新 KOTO実験グループがICHEP2018国際会議で発表 2018/07/24 東海村のJ-PARCハドロン実験施設で中性K中間子(KL)の稀な崩壊を探索するKOTO実験の研究グループが、2015年に収集したデータの解析 続きを読む