霞南至健中学校の生徒2名 KEKで職場体験

 

7月24日(水)、霞南至健中学校の2年生2名が、職場体験のためKEKを訪れました。


パソコンを使って作業をする生徒たち

生徒たちは午前中、機構紹介ビデオの視聴や、KEKで行われている研究活動の概要を学びました。また、3号館展望室からKEKの敷地を一望し、加速器の大きさを肌で感じました。その後、アップグレード中のBelle測定器や筑波実験棟展示室、放射光科学研究施設を見学し、実験施設の中にはどのような装置があり、どのような役割をしているのかを実際に見学しながら学びました。

午後は、KEKの業務のうち管理局の業務について説明を受け、KEKの研究活動は研究者だけで行われるのではなく、技術者や事務職員もそれぞれの役割を果たすことで成り立っていることを学びました。その後、KEKが行った事業のアンケートの集計作業を体験し、アンケートを取ることの意味や集計結果のまとめ方、また集計結果の分析といった事務の仕事を学びました。
 
今回は事務作業を体験しましたが、参加した生徒たちは将来研究者になりたいとのことで、最後に質問を受付けたところ、「宇宙の始めには何も無かったはずなのに、どのようなキッカケでビッグバンは生じたのですか?」、「ブラックホールとはどのようなもので、ブラックホールに吸い込まれたものはどこに行ってしまうのですか?」との質問がありました。これらについては後日研究者からの回答を生徒たちに電子メールにて送付いたしました。

※ 職場体験とは
職場体験は、文部科学省が推進する学習活動です。生徒が直接働く人と接することで、学ぶことや働くことの意義や生きることの尊さを実感し、生徒が主体的に進路を選択決定する態度や意志、意欲など培うことを目指しています。

関連サイト

KEK職場体験
文部科学省中学校職場体験ガイド

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