平成26年度「第2回 湯浅年子賞」授賞式開催

 

2015年1月13日


左から、銀賞を受賞した関口氏、KEK幅氏、金賞を受賞した坂東氏

KEK日仏共同事業の一環として、日本初の国際的女性物理学者である湯浅年子博士の名を冠する「湯浅年子ラボラトリー(TYL)」を運営しています。

その湯浅博士の自然科学及びその関連分野に対する功績を記念してお茶の水女子大学に設立された「湯浅年子賞」に、今年は愛知大学 名誉教授の坂東昌子氏(金賞)、東北大学大学院理学研究科 准教授の関口仁子氏(銀賞)が選ばれ、2014年12月24日(水)にその授賞式が行われました。

受賞者にメダルを授与したKEK素粒子原子核研究所副所長・湯浅年子ラボラトリー所長の幅 淳二 教授は「湯浅年子賞も2回目となり、今年もTYLからは副賞のメダルの贈呈を行いました。銀賞受賞者は今年が初めてで、フランスにおけるTYL企画の記念講演(IPNO-IRFU/SPhNとGANILで開催)に3月中旬招聘される予定です。銀賞の関口さんの研究は、核子系の三体力に関するもので、1970年頃に湯浅博士ご自身も取り組んでいらっしゃったテーマという事で、因縁めいたもの感じます」とコメントを寄せました。

両氏の詳しい業績や湯浅年子賞については、お茶の水大学 男女共同参画推進本部のページをご覧ください。

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