つくば市科学フェスティバルに出展しました

 

科学を身近に感じてもらうことを目的とした体験型イベント「つくば市科学フェスティバル」が11月18日(土)、19日(日)の2日間にかけて同市のつくばカピオで開催され、KEKは自然界に存在する放射線を見ることのできる「霧箱製作」などを出展しました。

超伝導体が宙に浮きながら走る不思議な「超伝導コースター」

イベントは、「つくばサイエンスコラボ:科学と環境のフェスティバル」として、「環境フェスティバル」も併せて行われ、54の研究機関や学校などが出展し、それぞれの取り組みや活動を紹介。毎年開催されており、今年で22回目です。

VR体験コーナーで解説するつくば市科学教育マイスターの高橋将太さん(左)

18日のオープニングセレモニーでは、つくば市科学教育マイスターのDr.コート授与式も行われました。科学教育マイスターは、同市内の大学や研究機関などに所属し、市内における科学教育に関して顕著な功績のあった人を顕彰する制度です。今年4月に認定されたKEK広報室の高橋将太特別技術専門職員は、自身が始めた毎週金曜日につくば駅前の商業施設BiViで行っている「KEKサイエンスカフェ」を紹介し、「ますます科学とつくば市、科学と市民の架け橋となるような場所にしていきたい」と意気込みを話していました。

自然界に存在する放射線が見ることができる「霧箱」の製作コーナー

KEKの出展ブースでは、霧箱製作のほか、磁石を並べた線路に沿って超伝導体が宙に浮きながら走る不思議なジェットコースター「超伝導コースター」、マイスターの高橋さんが来場者の質問に気軽に答える「マイスターコーナー」、Belle Ⅱ測定器の内部に入ったかのような体験ができる「VR(仮想現実)体験コーナー」を用意し、多くの親子連れなどでにぎわいました。

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2017年4月18日ニュース 広報コーディネーター髙橋将太さんが「つくば科学教育マイスター」に認定されました

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