DESYとのコラボレーション・ミーティング、KEKで開催

 

ドイツ電子シンクロトロン研究所(DESY)とKEKのコラボレーション・ミーティングが2月25日(月)から3日間、KEKのつくばキャンパスを中心にして開かれました。DESYからはヘルムート・ドッシュ所長ら13人が、KEKからは山内正則機構長ら15人が参加しました。このミーティングは、両機関の研究協力の現状と成果に関する相互理解を深め、さらなる協力の可能性を探ることが目的。両機関のトップを交えた公式コミュニケーションの場として2005年に始まり、2、3年に1回開催され、今回で第7回目。

ヘルムート・ドッシュDESY所長、山内KEK機構長ほか参加者

ヘルムート・ドッシュDESY所長と山内KEK機構長

初日の午前は、ドッシュ所長と山内機構長がそれぞれの機関で行われている研究プロジェクトの現状と今後の展望を紹介した。午後から翌日の午前までは、大型プロジェクト策定に関する日欧双方の仕組みや加速器施設に関する現状報告、Belle ll実験、ATLAS、ニュートリノ研究、放射光、KAGRAなどについての発表があり、活発に意見交換がなされた。

2日目の午後は、つくばキャンパスのPF、ATF、STF、Belle llの施設見学。3日目は東海キャンパスのMLF、中央制御棟、ハドロン実験施設、ニュートリノ実験施設の見学会が行なわれた。

見学の様子

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