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駐日インド大使ら、フォトンファクトリーを視察

物構研トピックス
2013年2月27日

2月20日、2012年8月に着任された駐日インド大使のDeepa Gopalan Wadhwa氏および在日インド大使館科学技術参事官のChadaram Sivaji氏がKEKを視察し、共同研究・研究協力について意見交換を行いました。

KEKの物質構造科学研究所とインドの科学技術省科学技術局(Department of Science & Technology)間で締結された科学的、技術的協力に関する覚書により、フォトンファクトリーにはインド人研究者専用のビームラインBL-18Bが設置され、2011年より運用を開始しています。大使らは、インドの若手研究者を含めた昼食会で交流を深めた後、インド人スタッフによって整備されたBL-18Bの装置類を見学し、そこで行われている実験や今後の研究内容に関する説明について熱心に耳を傾けていました。その後、アップグレード中のBelle Ⅱ測定器を見学されました。

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(左)インドビームライン前にて。中央がDeepa Gopalan Wadhwa氏。
(右)インドビームライン見学の様子

インド国内では放射光施設が稼働し始め、ビームラインの整備も進められています。フォトンファクトリーで放射光の実験技術を習得した若手研究者らは、自国に戻ってインドの放射光科学に寄与することが期待されています。


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