国立科学博物館にTRISTAN加速器の超伝導加速空洞がweb展示されました


当機構 筑波実験棟展示室で公開中のTRISTAN加速器・超伝導加速空洞

国立科学博物館にTRISTAN(トリスタン)加速器の超伝導加速空洞がweb展示されました。

国立科学博物館データベース理工電子資料館 https://www.kahaku.go.jp/exhibitions/vm/past_parmanent/rikou/experiment/experiment-index.html

昨年、国立科学博物館で開催された加速器展にてTRISTAN加速器の超伝導加速空洞が展示され、その後、この加速空洞は高エネルギー加速器研究機構から国立科学博物館に寄贈されました。
現在の加速器では当たり前に使われている超伝導空洞ですが、世界で初めて大規模な実用化に成功したのはTRISTAN加速器でした。
TRISTAN加速器では、32台の超伝導空洞で 200 MVの加速電圧を作り出して、エネルギーを 32 GeVまで引き上げました。
この技術は、後進であるKEKBやSuperKEKB加速器、さらに世界中の加速器に多くの影響を与えています。

TRISTAN加速器とその成果ついては、KEK TOP5にも掲載されています。
KEK TOP5
https://www2.kek.jp/kek50/ja/top5/index.html#acc

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