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2021年度CUPAL事業による放射光・中性子分析初級/中級コース ―数理科学・マルチプローブを活用した粉末回折データの解析―

日時:2022年2月1日(火)16:30〜
場所:オンライン開催


■概要:近年、発達がめざましい数理科学的手法を量子ビーム実験のデータ解析に適用する試みが行われており、様々な成果が出始めている。本実習では、これを広くユーザーに活用してもらうための学習の場を提供するために、講義による座学と、リモートでの実験およびデータ解析を組み合わせたプログラムを準備した。特に、放射光と中性子を組み合わせたマルチコントラスト解析は構造解析において強力な手法であり、今回は散乱実験の中でも最も広く使われている手法の一つである粉末構造解析にこれを適用した実習を行う。

■プログラム:
2月1日(火)
9:00-9:10ガイダンス(KEK 山田悟史)
9:00-10:20講義1:数理科学を用いたデータ解析(大阪大、KEK小野寛太)(+TA)
10:20-10:30休憩
10:30-11:50講義2:数理科学を用いたデータ解析(大阪大、KEK小野寛太)(+TA)
11:50-13:00昼休み
13:00-14:20講義3:回折を利用した結晶構造解析(KEK森一広)
14:20-14:30休憩
14:30-15:30講義4:放射光X線粉末回折による結晶構造解析(KEK佐賀山基)
15:30-16:30講義5:中性子線粉末回折による結晶構造解析(KEK本田孝志)
2月2日(水)
9:00-10:20リモート実習1:中性子粉末回折実験(本田)
10:20-10:30休憩
10:30-11:50リモート実習2:放射光粉末回折実験(佐賀山)
11:50-13:00昼休み
13:00-14:20リモート実習3:マルチコントラスト粉末回折データ解析(講師+TA)
14:20-14:30休憩
14:30-15:30リモート実習4:機械学習を利用したデータ解析(講師+TA)
15:30-16:30各種利用相談(講師)