CIQuS研究会 つくばソフトマター研究会のお知らせ

本研究会は、つくばを中心としたソフトマター研究者による不定期な会合です。今年は量子ビーム連携研究センターの主催ということで、量子ビームを活用したソフトマター研究に関する特別講演・招待講演を行って頂くと共に、将来的に量子ビームの活用が期待できるソフトマター研究を含めた一般講演を通して、新たな研究のきっかけとなることを目指しております。 具体的には、長年ソフトマター研究を行ってきた第一人者であると共に、つくばソフトマター研究会設立の立役者である齋藤一弥先生、瀬戸秀紀先生による特別講演、および日本およびアメリカの中性子施設で主に低エネルギーのダイナミクス測定で著名な山室修先生、長尾道弘先生に招待講演を行って頂くと共に、10件程度の口頭発表を予定しております。 外部の方の聴講も大歓迎ですので、参加をご検討いただければ幸いです。

皆さまのご参加をお待ちしております。

世話人：
高エネルギー加速器研究機構 山田悟史
筑波大学 山村泰久
東京理科大学 菱田真史

概要

• 日時
  • 12月19日（木） 13:00 ～ 12月20日（金） 14:35
• 場所
  • 高エネルギー加速器研究機構つくばキャンパス 4号館2階輪講室
• 参加登録
  • 12/11までにこちらのフォームより申し込みをお願いいたします
• 懇親会: アンドリュー
  • 参加費：7000円程度を予定（徴収方法を含めて後日連絡します）
• zoom会場はこちら
  • 参加登録は不要です

プログラム詳細

12/19(Thu)

• 13:00-13:05 開会挨拶 山田悟史
• 13:05-14:05 招待講演1 長尾道弘
  • 中性子とX線の準弾性散乱による脂質膜ダイナミクスの解析
• 14:05-14:15 休憩
• 14:15-14:35 口頭発表1 臼田初穂
  • ベシクルを用いた有機フッ素化合物の回収におけるベシクル疎水領域への依存性
• 14:35-14:55 口頭発表2 柳町拓哉
  • 液晶セル近傍におけるエネルギー散逸機構について
• 14:55-15:15 口頭発表3 根本文也
  • ずり流動下の基板表面における界面活性剤ラメラ構造
• 15:15-15:25 休憩
• 15:25-15:45 口頭発表4 荒井俊人
  • 銀ナノコロイドの自己焼結における配位分子の役割
• 15:45-16:05 口頭発表5 佐光貞樹
  • X線CTを用いた多孔質高分子の3次元構造解析
• 16:05-16:25 口頭発表6 富永大輝
  • 高分子網目中の水和水ダイナミクス
• 16:25-16:45 口頭発表7 樋口祐次
  • 粗視化分子動力学シミュレーションによる結晶性高分子とフィラーの界面剥離
• 16:45-17:40 移動時間
• 17:40-20:00 懇親会
• 20:24-20:55 つくバス(KEK→つくばセンター)

12/20(Fri)

• 9:00-10:00 特別講演1 瀬戸秀紀
  • 生体親和性物質に水和する水のダイナミクス
• 10:00-10:10 休憩
• 10:10-11:10 特別講演2 齋藤一弥
  • 平均値としての物性
• 11:10-11:20 休憩
• 11:20-12:20 招待講演2 山室修
  • 単純分子ガラスのガラス転移と低エネルギー励起
• 12:20-13:30 ランチ
• 13:30-13:50 口頭発表8 貞包浩一朗
  • 塩を含む有機溶媒水溶液が示す２次元流体的な臨界挙動
• 13:50-14:10 口頭発表9 小林幹佳
  • 標準理論によるコロイド・ナノ粒子の電気泳動の解析
• 14:10-14:30 口頭発表10 菱田真史
  • タンパク質の安定性・機能に対する水和水の役割
• 14:30-14:35 閉会挨拶 山村泰久