#01 情報科学と量子ビームの融合によるマルチスケール・マルチモーダル構造解析
プロジェクトリーダー:
小野 寛太
ミクロからマクロスケールに至る物質・材料の階層的な不均一構造を誰でも簡単かつ定量的に計測・解析し知識とすることを可能にする、革新的なマルチスケール・マルチモーダル構造解析システム(CaaS : Characterization as a Service) を実現します。
実現を目指すこと
- 最適な計測条件を自動で策定する方法論の確立:適応型実験デザイン法
- シグナル・ノイズ比の低い計測データからの情報抽出:ハイスループット計測
- 計測データ解析の自動化:機械学習による多目的最適化
- マルチスケール・マルチモーダル計測データからの情報抽出及び知識獲得:モダリティ変換
研究の特徴
- 個別の計測データの単なる解析ではなく、広い意味で量子ビーム計測そのものと情報科学(AI技術)を融合
- 複数の異なる計測手法のデータを情報科学により統合し、研究を総合的・多面的に進めるために必要な情報・知識として抽出、データベース化
主要メンバー(KEK物構研)
小野 寛太,武市 泰男,羽合 孝文,斉藤 耕太郎,山田 悟史
連携メンバー
上野 (QST)
主な手法
X線・中性子回折, X線・中性子小角散乱, X線・中性子反射率,X線吸収分光,走査型透過X線顕微鏡,中性子非弾性散乱,電子顕微鏡