CMRC 構造物性研究センター

KEK

マルチプローブ研究助成(公募)のお知らせ

KEK物質構造科学研究所 構造物性研究センター(CMRC)

マルチプローブ研究助成(公募)のお知らせ
KEK物構研・構造物性研究センターでは、複数の量子ビーム(マルチプローブ)利用に長じた若手研究者の育成を目的として、今年度から下記の要領で研究助成を行います。皆様の積極的な応募を期待しています。(なお、本事業は昨年度まで物構研として行っていた助成事業を構造物性研究センターで継承・発展させたものです。)
1)物質・生命科学分野の研究で、なおかつ物構研が供する複数の量子ビーム(放射光、中性子、ミュオン、低速陽電子ビーム)を相補的・協奏的に利用する課題。
2)物質の機能性に水素とスピン、あるいはそのいずれかが強く関与する研究で、複数の量子ビーム(他施設が供する量子ビームの利用も可)の相補的・協奏的利用が有効な課題。

応募資格:大学および公的研究機関に所属する研究者。助教、博士研究員などの若手研究者を優先する(応募に際し、指導教官の承諾を得ていれば博士後期課程の大学院生も可とする)。
1)については物構研の「マルチプローブ課題」に申請していることが望ましい。

応募条件:共同研究者にKEK物構研職員を含むこと(予算執行はKEKで行うため)。
助成金額:総額約500万円、一件当たり約200 万円以下
研究期間:2016年度内に予算の執行を完了すること。
応募締切:2016 年7月29 日(金)必着
応募書類:A4で4〜6ページ以内(研究全体をわかりやすく示す図1枚を含む。研究に参加する者すべての名前、所属を明記すること。)
以下の内容を簡潔に記述すること
(1)研究テーマ(日本語と英語)
(2)研究目的(複数の量子ビームを利用する目的とその有効性についての記述を含む)
(3)研究内容・計画(具体的目標と具体的予算案を含む)
(4)研究提案の独創性と国内外の研究状況(参考文献を含む)
(5)他の研究助成金の応募状況と予定(2011~2016年度、申請中のものを含む)
(6)申請者の発表した論文で、当該研究提案に関連するもの(3編以内)
(7)その他特にアピールしたいこと

選考方法:口頭発表(公開)審査で決定。ただし応募件数が多い場合は、書類選考により選考対象を事前に絞り込む場合あり。
成果報告:助成を受けた翌年度に、所定の研究報告書の提出、および構造物性研究センターが主催する研究会・セミナー等での成果発表を行うこと。

提出先: koito(at)post.kek.jp(電子メールのみにて受付。受信確認メール返信します。)
本件に関する問い合わせ窓口:構造物性研究センター秘書 小糸(提出先に同じ)