日程:平成31年3月5日 13:30 ~ 6日 15:20頃
場所:東北大学金属材料研究所 2号館講堂
世話人:浅野駿(東北大D2)、山神光平(東大特任研究員)
概要:
超伝導を始めとする物性の若手研究者が主体となる研究会で、ご自身の研究内容の紹介とその議論を通して、測定手法や研究対象などの情報を共有します。今後の先端量子ビーム計測の利活用を念頭に、若手研究者を含めた活発な共同研究の契機を創り出す場にしたいと考えています。
参加方法:
下記のフォームよりお申し込みください。
研究会の当日参加は可能ですが、金研施設見学(強磁場センター)と懇親会に参加を希望される方は、2/26までに下記フォームから、それぞれにお申し込みください。
申し込みフォーム
プログラム:
3月5日(火)
13:30-13:35 はじめに 浅野駿(東北大金研)
セッション1 (T'構造銅酸化物と関連物質1)
13:35-14:00 足立匡(上智大理工)電子ドープ型銅酸化物高温超伝導体におけるμSRから見たCuスピンゆらぎと電子状態
14:00-14:25 川股隆行(東北大工)μSRからみたノンドープ超伝導体T'-La1.8Eu0.2CuO4の電子状態
14:25-14:50 御手洗誠(東北大多元研)T'型銅酸化物超伝導体の還元アニールによる結晶構造変化
14:50-15:15 池田愛(NTT物性基礎研)無限層構造MBE薄膜の超伝導-T'銅酸化物との異同
15:15-16:15 写真撮影+金研施設見学+休憩
セッション2 (量子ビーム先端計測)
16:15-16:40 中島多朗(理研CEMS)中性子と放射光X線による磁気スキルミオン研究
16:40-17:05 山本航平(東大理)X線自由電子レーザーでみる強磁性体の光誘起ダイナミクス
17:05-17:30 本田孝志(KEK物構研)中性子全散乱法による局所磁気構造の観測
17:30-17:35 藤田全基(東北大金研)初日の感想と二日目の議論に関する一意見
18:30-21:00 懇親会
3月6日(水)
セッション3 (T'構造銅酸化物と関連物質2)
10:00-10:25 石井賢司(量研機構)共鳴非弾性X線散乱による電子励起の観測
10:25-10:50 山神光平(東大理)直線偏光硬X線光電子分光による電子ドープ型銅酸化物高温超伝導体Nd2-xCexCuO4のバルク敏感電子状態研究
10:50-11:15 浅野駿(東北大金研)X線吸収微細構造解析によるT'構造銅酸化物の電子状態に対するアニール効果
11:15-11:40 黒澤徹(北大理)Bi系銅酸化物高温超伝導体の密度波とエネルギーギャップ
11:40-12:05 國定聡(東大理)角度分解光電子分光で解明する多層型銅酸化物高温超伝導体の超伝導状態
12:05-13:30 昼食+休憩
セッション4 (今後の量子ビーム計測の展望)
13:30-13:55 高山あかり(早大先進理工)全反射高速陽電子回折による2層グラフェン層間化合物超伝導体の構造
13:55-14:20 穴田壮人(阪大基礎工)ベイズ推定を活用した表面X線回折データの高速解析
14:20-14:45 中川裕治(東大工)イオンゲート法による超伝導制御とBCS-BECクロスオーバー
14:45-15:10 山本孟(東北大多元研)岡山県布賀鉱山に産出する逸見石の新亜種の発見とそのスピン-1/2歪んだ正方格子磁性の研究
15:10-15:15 中島多朗(理研CEMS)総評1
15:15-15:20 門野良典(KEK物構研)総評2