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図1.  2019年の秋から2020年6月22日まで、5分間隔で測定したSuperKEK加速器の瞬間ルミノシティの値(速報値のため、1%程度の誤差をもつ。) /<i class='fa fa-copyright' aria-hidden='true'></i> KEK

図1. 2019年の秋から2020年6月22日まで、5分間隔で測定したSuperKEK加速器の瞬間ルミノシティの値(速報値のため、1%程度の誤差をもつ。) / KEK

2020年7月1日:関連リンクを追加しました。

大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構(KEK)の 電子・陽電子衝突型加速器SuperKEKB(スーパーケックビー)は、2020年6月15日20時34分、瞬間ルミノシティ(衝突性能)2.22×1034 cm-2 s-1を達成し、世界最高記録を更新しました。これまでの電子・陽電子衝突型加速器での世界記録(2.11x1034 cm-2 s-1)は、同じくKEKで2010年まで稼働していた前身の加速器「KEKB(ケックビー)」が保持していました。2018年には欧州原子核研究機構(CERN)の陽子・陽子大型ハドロン衝突型加速器(LHC)がKEKBの記録を塗り替え、2.14×1034 cm-2 s-1の瞬間ルミノシティを記録しました。今回達成した記録で、SuperKEKB加速器はすべての種類の衝突型加速器の中で、世界最高のルミノシティ性能を持つこととなりました。

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