活動報告

所要時間:約2分

KOTO実験グループが2019年5月の活動報告を行いました。

KOTO実験グループでは、中性K中間子の稀な崩壊パターン:KL→π0ννが起こる割合を調べることで、素粒子の標準模型を超える新しい物理を探索しています。KOTO実験(K0 at Tokaiの略)は茨城県の東海村にあるJ-PARCのハドロン実験施設で行われています。

KOTO実験グループは、2015年のデータからKL→π0ννへ崩壊する割合が3×10^-9よりも小さいという解析結果を得て、2019年1 月にPhysical Review Letters 誌に出版しました。

一方、ビーム中に存在する中性子が電磁カロリーメータに直接入射して反応する場合に、中性子をγ線と誤って認識すると背景事象が生じてしまいます。2018年夏から秋にかけて、この背景事象削減のために測定装置の大幅な改良を行いました。2019年2月からのビームタイムで性能評価を行い、9割のγ線を認識するという解析条件下で、中性子の検出を期待通り35分の1に抑えることができています。

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KOTO実験グループ

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