小林・益川両博士、ノーベル賞受賞5周年記念イベント
「宇宙の謎に挑む素粒子物理学~どうして現在の宇宙は生まれたか~」
#プレスリリース
平成25年9月18日
報道機関 関係者各位
多摩六都科学館
大学共同利用機関法人 高エネルギー加速器研究機構
多摩六都科学館と大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構(KEK)は、KEK特別栄誉教授 小林誠 氏 と名古屋大学素粒子宇宙起源研究機構長 益川敏英 氏 を招き、下記の通り特別イベントを行います。
記
2008年にノーベル物理学賞を受賞した小林誠博士と益川敏英博士が、3年ぶりに顔を揃え、素粒子物理学のこれまで、最新の研究課題を、科学の未来を担う次世代に向けて語ります。
2013年は、小林・益川両博士が「小林・益川理論」を提唱してから40年、2008年ノーベル賞受賞から5周年という節目の年です。これらを記念し、平成26年3月に開館20周年を迎える多摩六都科学館にて、素粒子物理学の過去、現在、未来について講演やディスカッションを行います。
日 時 : 2013年11月30日(土) 14:00~17:30
会 場 : 多摩六都科学館 サイエンスエッグ
〒188-0014 東京都西東京市芝久保町5-10-64
主 催 : 多摩六都科学館、大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構(KEK)
参加費 : 無料(別途、入館料がかかります)
対 象 : 小学4年生~大人
定 員 : 事前申込み(280名)
うち100名は同時中継会場へのご案内となります。当日申込みはありません。
(※)定員について改訂いたしました。(2013年10月21日)
問合せ : 042-469-6100(多摩六都科学館)
以上
※ご取材を希望のメディアの方は、返信用シート(.docx)に必要事項を記入の上、メール添付(info2@tamarokuto.or.jp)またはFAX(042-469-4152)にて11月22日(金)18時までに多摩六都科学館 経営管理グループへお申込みください。
Eメールで参加申し込みをされる際には件名に「ノーベル賞イベント取材希望」と明記いただけますようお願い致します。
【多摩六都科学館について】
多摩六都科学館は、小平市、東村山市、清瀬市、東久留米市、西東京市の5市で運営しています。
(平成24年4月より、株式会社乃村工藝社が指定管理者として管理運営を開始)
「チャレンジの部屋」「からだの部屋」「しくみの部屋」「自然の部屋」「地球の部屋」の5つの展示室、屋外展示、科学学習室およびサイエンスエッグ(プラネタリウムドーム)で科学の面白さを体験できます。今年3月に展示室内に新設された「ラボ」では、実験や工作、観察のイベントを毎日開催しています。
プラネタリウムは昨年リニューアルし、「最も先進的なプラネタリウム」として世界一に認定されました。世界第4位の大きさを誇るドームに投影するうつくしい満天の星のもと、全編生解説で星空を紹介しています。
【高エネルギー加速器研究機構(KEK)について】
大学共同利用機関法人 高エネルギー加速器研究機構(KEK)は、文部科学省所管の研究機関で、加速器を使って電子や陽子などの粒子を光の速度近くまで加速し、高いエネルギー状態を作り出して、物質、宇宙、生命の謎に迫る研究を行っています。茨城県つくば市と、茨城県東海村の2か所にキャンパスがあり、様々な加速器を作って、電子、陽子、中性子、ミュー粒子、ニュートリノなどの粒子や、放射光を使った研究を展開しています。
【小林・益川両博士のノーベル賞受賞について】
現在の宇宙は物質優勢の宇宙です。これは宇宙最初期に等しい数だけあった物質と反物質に違いがあったことを示します。1973年に提唱された小林・益川理論は、標準理論において物質優勢の宇宙になるためには6種類のクォークが必要であると予言しました。その後1995年までに、加速器を用いた実験で6種類のクォークが実際に発見されたことにより2008年のノーベル物理学賞受賞へとつながっていきます。
【KEKと多摩六都科学館の結び付きについて】
当館が立地している西東京市の田無には、10年ほど前まで、東京大学原子核研究所や高エネルギー加速器研究機構の田無分室がありました。日本の素粒子研究の発展と田無の地には深い結び付きがあります。
<本件に関する問い合わせ先>
(報道担当)
多摩六都科学館 経営管理グループ(藤江)
TEL:042-469-6981
FAX:042-469-4152
E-mail:info2@tamarokuto.or.jp
高エネルギー加速器研究機構 広報室(岡田)
TEL:029-879-6046
FAX:029-879-6049
E-Mail:press@kek.jp
会 場 多摩六都科学館 サイエンスエッグ(プラネタリウムドーム)
(多摩六都科学館より転載 http://www.tamarokuto.or.jp/access/index.html)
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