2024年5月23日（木）、QUP豊田中研サテライト（＠㈱豊田中央研究所/愛知県）で第3回QUPシナジーサミット（QSS3）が開催されました。QSSは産業界と基礎科学の連携のため、基礎科学が持つシーズと、産業界の持つニーズのマッチングを見つけるための枠組みです。

3回目を迎える本サミットでは、まずQUPの羽澄昌史拠点長の挨拶とQSSの趣旨説明があったのち、第一回より続いている課題、特に宇宙線に由来するソフトエラーへの対策について、進捗状況が報告されました。その後特別講演会が行われ、QUＰの赤松弘規シニア研究員、服部香里主任研究員、長谷川雅也主任研究員より、電波からX線までの広い波長の光に非常に高いエネルギー感度を誇る超伝導転移端センサの様々なQUPでの応用について話がありました。

次回は産業界からのニーズを中心に、引き続き議論を進めていく予定です。