平成28年6月1日
技術職員各位
専門研修講座「放射線量とは -実用量の考え方-」のお知らせ
放射線量は、単純な物理量として表される吸収線量に、様々な要素が係数として掛け合わせられて求められる実用量である。生物影響の指標となる放射線量を理解することは、放射線に対する正しい理解に役立つ。また、放射線測定器がどのようにして物理量から実用量を算出するかを理解することで、正しく検出器を選択し、安全な研究開発環境を構築するために寄与することができる。 放射線管理の職務を行なう組織のみでなく、多くの方に広くこれらの知識を理解してもらうことを本講義の目的をする。 研修は講義90分、実習150分行なう。 |
募集期間: | 平成28年6月1日(水)~平成28年6月30日(木) |
募集要項: | (PDF 127KB)
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研修期間: | 平成28年7月11日(月) |
研修会場: | つくばキャンパス 2号館1階会議室中 |
担当講師: | 共通基盤研究施設 放射線科学センター 技師 高橋一智 氏 |
定 員 : | 10名(機構外受講者2名以内) |
対象者: | 技術系職員のうち、所長・施設長・主幹又はグループ長の了承を得たもの、機構外職員の受講者にあっては、受入研修委員が了承し技術調整役が決定した者。 |
テキスト: | 講師が用意したものを配布する。 |
申し込み先: | 受講申込書に記入し機構担当委員へ申し込む。 受講申込書 (DOCX 16KB), (PDF 33KB) |
機構担当委員: | 渡辺勇一 (PHS:4657)、 高橋直人 (PHS:4377) |
受入研修: | 機構外受講者は受入研修ページからお申込みください。 |
研修内容: | a) 講義 ・放射線量の考え方 ・放射線・放射能の測定 b) 実習 ・β線の詳細測定(磁石による曲率・Feather法) ・霧箱作成の指導方法(希望者のみ) |