筑波大学 KEK交流会


 募集中:STARSの紹介と使い方

 筑波大学とKEKの技術職員の交流が、見学会などを通じて進行しています。


今回、更なる技術交流の一環として「技術交流STARS」を企画しました。第一弾はSTARSの紹介と使い方についてです。もし興味を持っていただけたら、そして使ってみたいと思っていただけたら、導入支援も考えています。最終的には共同開発を行えたら良いなと思っています。


  担当: 高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所 小菅 隆


  パソコン(あるいはRaspberry Piとか)を使って簡単に・・・、

 計測器(デジタルマルチメータをはじめとした様々な機器)からのデータを収集、記録したい。 モーターなどを動かしたい。 自動測定したい: パラメータをセット => 計測 => 記録 装置をモニターして、異常があったら通報したい。 Felicaなどを使って入室管理やキーの貸し出し管理をしたい。 ・・・なんて思ったことありませんか。

 とてもシンプルな制御用ソフトウエアSTARSを使えば全て可能です。使用するOS(Windows、Linux、Macintosh等々)やプログラミング言語(C、C#、Java、Python、Perl、VB等々)も自由に選択できるので、自分の得意な開発環境でシステムを構築できます。更に、誰かが作った機能はそのまま再利用できます。

 今回は対面にてじっくりと一日をかけ、実際の利用例を見ていただきながら、STARSを体験していただこうと思います。もし、ご興味を持たれましたら、ご都合の良い日程などの情報を添えて以下よりお申込みください。


  
 申し込みフォーム  https://forms.office.com
 開催期間  2023年2月中旬から3月上旬の間の1日
 (ご希望の日程を伺ったうえで相談させていただきます。)
 申込締め切り  2023年2月20日(月) 09:00AM
 参考  https://stars.kek.jp/

 
 応用例

 入室管理、キー管理、ビームライン制御、環境モニタなどに使用されています。 

 

小規模な技術交流の提案・希望受付

 
 

活動報告

 

KEK見学リスト

No 見学場所 内容 キャンパス 案内者 備考
K1 cERL加速器・教育加速器を含むERL開発棟 新しい加速器であるエネルギー回収型リニアック(cERL)を中心に見学します。cERLでは超伝導の加速システム、自由電子レーザーの発振装置などの加速器構成要素と医療用RIであるモリブデン99の製造研究ラインが見学することが出来ます。続けてこのホールに設置された加速器教育用の小型リニアックを見学します。技術職員の活躍する分野も多く、直接開発の話などする予定です。 つくば 濁川(加) 教育加速器は基本的に毎日運転なので、加速器室内の見学は事前にすり合わせが必要。所要時間は教育加速器も入れた場合は40分程度。cERLのみであれば30分。
K2 1.SuperKEKB加速器:6C-富士間の見学コースまたは2.筑波展示室と筑波回廊からBelle測定器
※日時によリどちらかになります
1.SuperKEKB リング内を歩いて装置を見ます。トンネル内では、前の加速器よりも衝突回数を40倍にするために技術職員が作った【高周波加速・電磁石・真空・制御・ビーム診断・安全】装置、測定器の横を歩きながら解説します。
2.衝突実験の測定器BelleⅡの大きさの体感と筑波展示室では個々の測定器の要素をその役割とともに見ることができます。
つくば 有永(加) 応相談
K3 電子陽電子入射器:30分の地下ビームライン(管理区域)見学、地上部見学 全長600 m におよぶ線形加速器を見学します。この加速器は、電子と陽電子の2種類の粒子を、4つの後段加速器(SuperKEKB 電子・陽電子リング、PFリング、PF-ARリング)にパルスビームとして入射しています。ビームパルスの行先を50 Hz で振分ける性能を持ちます。ビーム利用実験の質を維持するため、高い安定性とビームの高品質性が求められ、高周波加速を中心とした技術が特徴です。 つくば 川村(加) 応相談
K4 PFリング、光源等地下機械室周り、実験ホール 光源加速器の本体や光源棟地下機械室を見学しながら放射光施設についての簡単な説明と技術職員の仕事紹介を行う。その後、実験ホールに移動して、光源加速器から発生した放射光を利用した実験の概要や光学系、真空、制御など、技術職員が係わる業務や技術について紹介を行う。 つくば 濁川(加)・小菅(物) 加速器で30分は必要。実験ホールの見学時間は30分~40分程度、実験ホールについては、放射線手続きは必要ありません。加速器室・地下機械室は放射線手続きが必要。
K5 先端計測実験棟 素粒子・原子核実験では様々な測定装置が用いられます。ここでは測定器から出力されるアナログ信号から、コンピュータで扱うことの出来るデジタル信号に至るエレクトロニクス技術開発の最前線をご案内します。 つくば 庄子・濱田・田内・藤田(素) 応相談
K5 先端計測実験棟 宇宙の始まりを観測する「CMB」(宇宙背景放射観測)で使用される検出器はあらゆる振動やノイズを落とす必要があります。そのための冷却装置の除振装置等をここでは見ることが出来ます。また、g-2検出器、 LiteBIRD等の技術開発が見られます。 つくば 鈴木・金山・牧(素) 応相談
K6 筑波実験棟 BelleⅡ測定器には1.5Tの強磁場を検出器内部につくるソレノイド型超伝導電磁石が設置されています。電磁石はニオブ・チタン合金超伝導材で巻かれたコイルで構成され、液体ヘリウムで4.2Kに冷却されます。液体ヘリウムを生成する大型のヘリウム冷凍設備を見学していただきます。 つくば 川井・山岡(素) № K2-2との同時見学が望ましい。
K6 筑波実験棟 加速器のビームの衝突で作り出だされる粒子の性質を詳しく調べるBelleⅡ測定器の最内層に設置されるSVD:シリコンバーテックス検出器の組立現場を見学していただきます。現在組立を行っているSVDは、今秋にBelleⅡ測定器にインストールしますので、見ることができる最後のチャンスです。 つくば 鈴木(素) № K2-2との同時見学が望ましい。
K7 放射線照射棟 正確な値を得るためには放射能線源を利用して放射線測定器を校正します。放射能線源が強い場合は被ばくを防止するためのインターロックシステムが設置され、作業は遠隔操作で行います。見学ではここを訪れます。放射線測定器の校正方法、放射線被ばくと何か、人を守るインターロックシステムとは何かを知ることが出来る見学です。 つくば 飯島(共) 30分程度の見学
K8 機械工学センター
第1工作棟、第2工作棟、他
機械工学センターの業務内容の紹介と機構で使用される実験機器の製作に使用される工作機械や施設見学など行います。 つくば 高富(共) 応相談
K9 超伝導低温工学センター
第2低温棟、第4低温棟
極低温実験ユーザーに年間約100,000Lの液体ヘリウムを供給・回収するための液化機、圧縮機、精製器などから成るヘリウム循環再利用システム、および加速器用超伝導電磁石開発試験用ヘリウム液化冷凍設備を見学します。 つくば 田中(共) 応相談
K10 50GeVメインリング(MR)、他大強度加速器関連施設 世界トップクラスの大強度陽子加速器のトンネルに入ります。電子の加速器とは違うスケールの大きな加速器です。メガワットビームのための改造がこの夏にほぼ完了しました。高精度な新電磁石電源も現場で紹介します。また高周波加速装置のかたまりである大強度負水素ビームを加速するリニアックや加速器中央制御室なども見学します。 東海 橋本(加) J-PARCへはKEKつくばからの業務連絡バス(無料)の利用が可能。
つくば発:8:10,12:00
東海発:12:01,15:18
K11 ハドロン実験施設(HD) ハドロン南実験棟での真空容器作業等 東海 田中(共) 応相談
K12 ニュートリノ実験施設(NU) ニュートリビームライントンネル(放射線管理区域)
ニュートリノ第一設備棟(電源室、制御室)
東海 仲吉(素) トンネルは放射線手続きが必要。第一設備棟は放射線手続きは必要なし。見学の前にビームラインの説明をしたいと思います。見学は30分程度ですが、説明時間も合わせると1時間程度の所要時間かと思います。
J-PARCへはKEKつくばからの業務連絡バス(無料)の利用が可能。
つくば発:8:10,12:00
東海発:12:01,15:18
K13 物質・生命科学実験施設(MLF) ミュオンDラインに設置されている超伝導ソレノイド電磁石(6m)は、TCF50と呼ばれる冷凍機で冷却を行っている。今回の見学では、TCF50周辺の設備や冷凍機のための圧縮機周辺設備の見学が出来る。(超伝導ソレノイド電磁石は、写真での説明のみ) 東海 黒澤(共) J-PARCへはKEKつくばからの業務連絡バス(無料)の利用が可能。
つくば発:8:10,12:00
東海発:12:01,15:18
K14 物質・生命科学実験施設(MLF) MLFは全世界の大学等からユーザーが来所して中性子・ミュオンビームを利用した物性実験を行っている施設である。ここでは中性子分光器室、ミュオン実験エリア等を紹介する。(放射線管理区域) 東海 鳥居、中村(物) J-PARCへはKEKつくばからの業務連絡バス(無料)の利用が可能。
つくば発:8:10,12:00
東海発:12:01,15:18
 

 筑波大学見学リスト

No 見学場所 内容 キャンパス 案内者 備考
T1 中地区排水処理施設 つくば市では,各研究機関から下水道へ排除可能な水質基準を「研究機関等の汚水排除基準」として条例で環境基準程度に上乗せして規制している。これに対応するため,筑波大学では生活流しと実験流しの2系統の排水管を敷設し対応している。生活流しは洗面所やトイレ等の排水管でつくば市の下水道に直接接続している。実験流しは各実験室内の流しや局所排気装置の排水口等の排水管で,学内に設置された2か所の排水処理施設で処理をしたのち,中水としてトイレの洗浄水などとして活用した後,下水道へ排除している。
※本見学コースでは、この施設について説明する。
つくば(中地区実験センターエリア) 藤井・河原 10名程度
T2 無機廃液処理施設 全国の国立大学では,廃棄物の原点処理の観点のもと廃棄物処理施設が設置されていた。しかし,焼却時のダイオキシン発生の問題や施設の老朽化に伴う改修・更新費用が捻出できないなどの問題から,全国86の国立大学では数大学を残し相次いで自前処理を中止し,外部委託処理に移行している。筑波大学では,有機廃液の焼却処理は平成11年で終了したが,無機廃液処理については自前処理を続けている数少ない国立大学の一つであり,環境系の見学授業でも活用されている。
※本見学コースでは、この施設について説明いたします。
つくば(中地区実験センターエリア) 藤井・河原 10名程度
T3 医学工作室 医学医療系医学工作室では、研究・教育に使用される装置・機器等の金工・電工・木工・3Dプリンタ造形での製作の他、大判プリント、液体窒素供給等の業務を行っている。当日は医学工作室の位置づけ等を含めて現場でそれぞれについて紹介する。
*日程については柔軟に対応しますので、見学可能予定日の都合がつかない方は別途ご連絡ください。
つくば(西地区医学エリア) 小林 各回5名程度
T4 マテリアル先端リサーチインフラ(ARIM) 本事業は、「ナノテクノロジープラットフォーム事業」で培った最先端共用設備体制と専門技術者ネットワークを活かし、データ収集・利活用という新しい視点を取り入れ実施している。全国25の大学・研究機関は、それぞれに重点技術領域を担い、筑波大学は『高度なデバイス機能の発現を可能とするマテリアル』に該当する。
マテリアル先端リサーチインフラ(ARIM)https://u-tsukuba-arim.jp/
文部科学省 マテリアル先端リサーチインフラ事業https://www.nanonet.go.jp/pages/arim/
つくば(中地区第1エリア) 谷川・俵・岡野 今回は募集なし
T5 研究基盤総合センター 応用加速器部門 つくば(中地区実験センターエリア) 大和 10名程度
T6 研究基盤総合センター 工作部門 つくば(中地区実験センターエリア) 小川 10名程度
T7 生命環境系 生物資源学類 分析化学基礎実験 つくば(中地区第2エリア) 古川・木澤        
T8 学術情報メディアセンター つくば(南地区大学会館エリア) 佐藤 今回は募集なし
T9 計算科学研究センター つくば(中地区第1エリア) 20名まで 
T10 プラズマ研究センター つくば(中地区実験センターエリア) 20名まで 
T11 つくば機能植物イノベーション研究センター農場 つくば  
 
   

問い合わせ先

    

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