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みんなも聞いたことあると思うんだけど、今から200年以上も前にニュートンという科学者が りんごが木から落ちるのをみて「万有引力の法則」を発見したといわれている。
この法則は、『りんごが木から落ちるのも月が地球を回るのも地球の重力によるものだ』ということなんだよ。
ボクが、地上で水平にボールを投げると1秒間に490cmだけ水平線から地面に 落下する。一方、月と地球の距離は地球の半径の60倍なんだ。60の2乗の3600で先の490cm を割ると15分の2cmになる。これは、月が地球に1秒間に15分の2cmだけ落下していることを 意味するんだ。それで、月は地球を回っているんだよ。
ボクがボールをある高さのところにさし上げてそこから離すと、ボールは地面へ落ちていく。 つまり、最初手の中で止まっていたボールは、手から離れると下に向かって動き出し、地面 へつく瞬間にはある程度の速度となっている。 もし、もっと高いところから落としたらどうだろう。落とすときの高さが高ければ高いほど、ボールが地面 に着くときの速度は大きくなっていくんだ。 これはボールにかぎらず地上の物すべてに重力という力が働いているからで、この力によりボールは下へ 引っ張られ、そのために速くはしるようになるんだ。
この例でも分かるように、一般に、物体を速くはしらせるには、その物体に力を加え押すか引くかしてやればよい わけだ。物にかける力が大きいほど、力をかけている時間が長いほど、または力をかける回数が多いほど、 物は速くはしるようになる。このようなことはみんなも経験したことがあるはずだ。 そこで、物体に次から次へと休むひまなく大きな力を加え、どんどんその速度を速くしていってみよう。 そうすれば、その物体は光の速度を超えてはしってくれるかもしれない。 このとき、実際にはどのような力をどのような物体に加えたら、光速を超えるくらい速くはしるようになるのだ ろうか。
そこで、力にはどのような力があるのだろうか簡単にを見てみよう? |
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