大学生・高専生のための素粒子・原子核スクール
サマーチャレンジ
KEK SUMMER CHALLENGE
20

サマーチャレンジ、20年の歩み

その歩みは、2007年の夏にさかのぼります。
前例のない素粒子物理のサマースクール開催の試みは、どのように始まり、学生たちに何を与えたのでしょうか。
20年の節目を迎えて、改めてその足跡を振り返ってみました。

20回開催記念記事

真夏の「挑戦」を振り返る。
そして、チャレンジは続く。

サマチャレの過去、現在、そして未来をつなぐ

  1. 前編2026.08.17
    新しい試みの先に描いた「科学という学問のコミュニティ」を求めて
  2. 記念イベント2026.09.07
    サマーチャレンジ20回開催を記念して、特別イベント開催
  3. Overview サマチャレ2026Coming Soon
    第20回サマーチャレンジ2026開催しました
  4. 後編Coming Soon
    サマーチャレンジの挑戦、これからも
卒業生メッセージ

あの夏、私は未来の夢に目覚めた

卒業生から寄せられた、サマーチャレンジに参加する後輩たちをはじめ、サイエンティストをめざすすべての若者たちへのメッセージです。

吉原圭亮さんの写真
吉原 圭亮さん(第一期生)横浜国立大学工学部物理工学科(当時)

KEK初めての試みとなった2007年の第1回サマチャレの卒業生です。欧州合同原子核研究機構CERNの大型ハドロン衝突型加速器LHCのATLAS実験など海外での研究経験を積み重ね、現在、ハワイ大学マノア校で独立した研究グループを立ち上げ、学部生、大学院生とともに、研究や教育を展開しています。

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島袋隼士さんの写真
島袋 隼士さん(3期生)東北大学理学部宇宙地球物理学科(当時)

日本中から集まる「物理が好きな同世代と交流したい」とサマチャレに参加しました。博士号を取得後、パリや北京でポスドクを経験した後、現在、中国の雲南大学で准教授を務め、観測的宇宙論と呼ばれる分野の研究をしています。著書に『宇宙暗黒時代の夜明け』(講談社ブルーバックス)があります。

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小林愛音さんの写真
小林 愛音さん(第3期生)お茶の水女子大学理学部物理学科(当時)

全国から集まった同世代の仲間たちと、サマチャレのキャッチコピー通り、実験に「没頭」した夏。参加した演習は「加速空洞」でした。先輩のTAの体験談などに刺激され、現在、KEKの大強度陽子加速器施設J-PARCで研究者として勤務し、ニュートリノなどを用いた宇宙の謎の解明を目指しています。

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西口大貴さんの写真
西口 大貴さん(第4期生)東京大学理学部物理学科(当時)

「理論系に進むか、実験系に進むか」と、自分の適性を見極めるためにサマチャレに参加しました。卒業後、非平衡物理の実験研究室に進学し、フランスのパスツール研究所で生物物理の研究へ。現在、東京科学大学理学院物理学系の准教授として独立した研究室を主宰しています。

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ヨビノリたくみさんの写真
ヨビノリたくみさん(6期生)横浜国立大学物理工学EP(当時)

サマチャレで学んだこと、経験したことから、大学院では専攻を変更。物理工学から総合文化研究の世界へ進みました。現在、YouTubeで「大学の数学・物理」というチャンネルの講師・運営をしています。「分かった」という実感を通して、科学を学ぶ楽しさを大学生に伝えています。

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三橋怜さんの写真
三橋 怜さん(第6期生)早稲田大学先進理工学部物理学科(当時)

量子力学に登場する素粒子分野を学び始めた頃、「どんな装置や施設で研究しているんだろう」とサマチャレに参加しました。実習で使用した放射線検出器を製作した経験から、夢見た「宇宙物理」の世界へ。現在、宇宙航空研究開発機構(JAXA)で宇宙機や宇宙飛行士を「守る」開発に関わっています。

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堤拓朗さんの写真
堤 拓朗さん(8期生)北海道大学理学部化学科(当時)

サマチャレに「オープンキャンパスの感覚で」参加したら、あららの勘違い。研究というやりがいと苦労を目の当たりにしました。「強烈な」仲間との出会いは今も続き、特任助教で務めた北海道大学ではサマチャレの後輩が同僚に。現在、名古屋大学に准教授として着任し、理論・計算化学の研究をしています。

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