平成30年1月23日 
技術職員各位 

専門研修講座「機械設計の基礎」のお知らせ <機構内受講者募集>

  本研修は加速器建設や、装置開発に携わる技術職員向けに、機械設計の一般的な手法や流れを理解してもらうことを目的とする。
 新しく機械製品を作る場合、どのような装置をつくるかという仕様を決め、それを満足するような構造や機構を決める。次にそれらの作り方を考えながら、図面に表すというプロセスで設計が行われる。その後、図面を基に必要な材料をそろえ、部品を加工する。そして必要な購入部品やユニットとあわせて組立てを行い完成する。このような工程のなかで、「機械設計」は、初期の工程にあり、加工工程での加工のしやすさ、組み立てやすさなどに大きな影響を及ぼすことから、非常に重要な工程と言える。以上のようなプロセスを、経験の浅い方にもわかりやすく講義を行う。また、実際に装置開発を手がけた講師による実例の紹介、「幾何公差」のJIS改定後の図面の表記方法の変更、新しい図面の読み解き方についても紹介する。

募集期間:

平成30年2月16日(金)締め切り

募集要項:

(PDF:130KB)

研修日時(全7回): 平成30年2月 28日(水)、3月7日(水)、3月14日(水)、
5 月9 日(水)、5 月16 日(水)、5 月23 日(水)、5 月30 日(水)
講義時間は全て午後2:00 から午後4:00 まで
研修会場: つくばキャンパス 4号館3階輪講室2(346 室)

担当講師:

 

機械工学センター 東 憲男(先任技師)、平木 雅彦(准教授)
超電導低温工学センター 寺島 昭男(シニアフェロー)
加速器研究施設  山岡 広(先任技師)、原 和文(専門技師)
物質構造科学研究所  牧村 俊助(技師)

2/28 :
3/ 7 :
3/14 :
5/ 9 :
5/16 :
5/23:
5/30:

第1回 「機械設計の進め⽅、考え⽅、CAD 紹介」 東
第2回 「製図実習1」 平⽊
第3回 「製図実習2」 平⽊
第4回 「BELLE 検出器の機械設計」 ⼭岡
第5回 「機械設計概論〜極限環境における安定運転を⽬指して」 牧村
第6回 「超伝導加速空洞⽤ 2K ヘリウム冷凍機の製作」 原
第7回 「幾何公差の JIS 改定について」 寺島

定員: 10 名程度

対象者:

技術系職員のうち、所長・施設長または主幹の了承を得た者、機構外職員の受講者にあっては、受入研修委員が了承し技術調整役が決定した者。

テキスト:

講師が用意したものを配布する。

申し込み先: 受講申込書(Word ファイルPDF ファイル)に加筆して担当委員へ所 内メールまたは E メールで送る。
担当委員連絡先:

専門研修委員会 s-kenshuu@ml.post.kek.jp

担当委員:川村真人 (4523)