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所要時間:約4分

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筑波実験棟のシフトルームから放送された「生解説」/ KEK IPNS

SuperKEKB加速器における電子・陽電子の初衝突(ファースト・コリジョン)が達成されるまで、KEKつくばキャンパスの様子を、ドワンゴ運営の動画サービス「niconico」で伝えるインターネット放送が4月20日正午から始まり、初回の「生解説」に3000近くのアクセスが集まりました。

本放送は、2017年7月に放送した「《BelleⅡ測定器ロールイン》世界最強加速器と合体~KEK×niconico 実況生中継」に続く第二弾です。第一弾は、当時まだ建設中だったSuperKEKB加速器の衝突点に、Belle II 測定器をロールインする約8時間の作業を、研究者による解説を交えて生放送しました。第二弾は、いよいよ初衝突に向けた最終調整が始まったことを受け、Belle II 測定器のあるKEKつくばキャンパス筑波実験棟のシフトルームから、現場の状況を24時間ぶっ通しで実況放送するもので、SuperKEKB加速器やBelle II 測定器のステイタスを常時監視するモニター画像を集めた実況中継と、昼休み時間帯の「生解説」が計画されています。

加速器ステイタスやイベント・ディスプレイを集めた実況中継の映像

加速器ステイタスやイベント・ディスプレイを集めた実況中継の映像

初日の「生解説」は正午から始まり、素粒子原子核研究所の原康二さん(研究機関講師)、中山浩幸さん(助教)、KEK広報室の髙橋将太さん(科学コミュニケーター)が出演しました。KEKやSuperKEKB加速器の紹介に加え、電子・陽電子の衝突で何を見つけようとしているかについて説明し、視聴者からは「衝突したら何がわかるの?」「実際こんな感じで通常の実験も長期的にやっているのでしょうか」「あーこんな配信いいですね」「実験は根気」「未発見の素粒子の検出は期待できるのですか?」など多くのコメントが寄せられました。

次々にコメントを書き込む視聴者に対し、原さんは「SuperKEKB加速器では現在、初衝突に向けたデリケートなチューニングを行なっていて、まだ時間がかかると思います。それまでずっと放送し続けますので、長い目でゆっくりとお楽しみいただけると幸いです」と呼びかけました。

ニコ生の放送期間中には、KEK公式ツイッターアカウントにて、SuperKEKB加速器やBelle II実験に関する質問・疑問を募集しています。 ハッシュタグ #AskKEK を付けて @kek_jp あてにご質問ください。いただいた質問は、ある程度まとめてから、番組内で回答します。


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