軌道秩序の直接的観測
層状ペロブスカイト型マンガン酸化物La0.5Sr1.5MnO4の低温相での、電荷・スピン・軌道の秩序状態が示されている。 この系の物性はこの3つの自由度により支配されている。 放射光X線の特徴である大強度・エネルギー可変性・偏向特性を利用することにより、電荷・軌道の秩序状態を、中性子磁気回折により、スピンの秩序状態を直接観測することができる。


放射光による巨大生体分子の構造決定
生体物質の機能発現のメカニズムを探るには、生体を構成する多数の原子の配列を決定する必要がある。 放射光の高輝度性は、短時間のうちに、すなわち生体の寿命のあるうちに、生体物質からのX線回折強度データを高い分解能で収集することを可能にする。 写真は、この方法によって世界で初めて決定された筋肉の収縮に関係するタンパク質であるアクチンとDNase 複合体の原子配列で白い原子がタンパク質の主鎖(骨格部分)を表している。 放射光の出現により、原子配列が解明された生体物質の数が飛躍的に増加した。



研究者にインタビュー
素粒子原子核の研究って何?
物質構造科学の研究って何?
加速器とは?・・・VRML
ごあいさつ

物質科学そして物質構造科学
物質科学そして物質構造科学−構造と現象
放射光研究施設−光と物質科学
放射光研究施設−研究分野
放射光研究施設
放射光研究施設−軌道秩序の直接的観測
蛍光X線/単色X線
中間子科学研究施設
日英中性子散乱研究協力事業
ミュオンによる広域中間子科学の研究

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