機械工学センター今月の逸品:便利な3Dプリンタ

BWDベローズ遮蔽体モックアップ
電磁石用スプライスボックス
COMET磁場測定用プローブ部品
放射能測定試料台

機械工学センターでは、2013年度に3Dプリンタ(キーエンス社製Agilista)を導入し、主に図面が正しいかどうか実際に組み立てて確認を行ったり、他の装置に試しに組み込んで干渉がないかのチェックを行ったりする本番の部品を作る前の試作に使われてきました。上の2つの写真は、試作のために作ったものです。切削加工等で複雑な形状を作るには時間がかかりますが、3Dプリンタの場合は簡単な形状でも複雑な形状でもかかる時間はほとんど変わりません。電磁石用のスプライスボックスは試作したものを装置に組み込んで、形状の修正と試作を繰り返して、本番の形状を決定しました。 しかし、最近では試作だけでなく、3Dプリンタで本番の装置を作る例も増えてきています。下の2つの写真は、このまま装置に組み込んだり実際の実験に使われています。