機械工学センター今月の逸品:Belle II測定器の3Dモデル

科学技術週間2024中の4月20日にKEK春のキャンパス公開が開催されました。サイエンスカフェ「博士の履歴書」(図1)で、司会の手元にBelle II測定器の3Dモデルが置かれていました(図2)が、素粒子原子核研究所からの依頼で機械工学センターが3Dプリンタを用いて製作しました。Belle II測定器はSuperKEKB加速器の衝突点に置かれ、様々な検出器が集まってできています。モデルでは、実際に分解して仕組みが理解できるようになっており、様々な色の材料が使用できる熱溶解積層方式(FDM)の3Dプリンタを用いました。それぞれの検出器は磁石で付くようになっています。ニコニコ超会議2024のKEKブースでも展示される予定です。

図1 サイエンスカフェの様子
図2 Belle II測定器の3Dモデル
図3 製作した3Dモデル

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