放射線科学センター 渡邉瑛介助教が日本放射化学会第68回討論会(2024) 若手優秀発表賞(ポスター)を受賞

放射線科学センター 渡邉瑛介助教が9月23日~25日に静岡市の静岡県コンベンションアーツセンター(グランシップ)で開催された日本放射化学会第68回討論会(2024) で若手優秀発表賞(ポスター)を受賞しました。授賞対象となった発表は「J-PARCニュートリノ実験施設のビーム運転に伴い生成する放射性水銀」です。
この発表は、大強度陽子加速器施設 J-PARC のニュートリノ実験施設の建屋においてビーム運転中に観測される放射性水銀の生成メカニズムを推定したものです。活性炭を用いてさまざまな質量数をもつ放射性水銀を定量し、放射線輸送コードPHITSによるモデル計算と組み合わせることで、生成源に関する考察を提示しました。

左から、討論会の矢永誠人実行委員長、渡邉瑛介助教、日本放射化学会の久保謙哉会長