機械工学センター今月の逸品:コールドスプレー法による加速空洞の加工
機械工学センターでは、従来の溶接法に代わる空洞製造法の開発を行っています。そのうちの一つがコールドスプレー法です。型に材料の粉末を吹き付けて積層することで加速空洞を製作した後、機械加工で外形を仕上げます。図1の左半分はコールドスプレー後の状態、右半分は機械加工を行った後の状態です。コールドスプレー法や焼結法で作られた部品の加工は滑らかな面を出すのが難しいのですが、2025年3月に新たに導入したNC旋盤とこれまでの経験を生かして滑らかな加工面を実現しました。

