KEK一般公開2023を開催しました

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ゲームラリー「素粒子をさがそう」の受付の様子

9月23日、KEK一般公開2023が開催されました。2020年から2022年まではCOVID-19の影響により、オンライン開催や人数限定のツアー形式での開催となっていましたが、今年は4年ぶりに従来の現地開催となりました。今年のキャッチコピーは「加速器だから見えた世界、これから見える未来」で、素粒子を詳しく調べるBelleⅡ実験の測定器をモチーフとしたレトロな雰囲気のイラストでみなさまをお迎えしました。関東を中心に、遠くは北海道や中国地方からも来場があり、およそ3,700人が参加しました。

ILC関連施設では、先端加速器試験棟(ATF)、超伝導リニアック試験施設棟(STF)、空洞製造技術開発施設(CFF)を公開しました。これらの施設や展示を見学しながら、素粒子を探して、ワークシートを完成させる「ゲームラリー『素粒子をさがそう!』」も実施しました。お子様連れを中心に1,400人を超える参加があり、「素粒子のぬいぐるみが欲しい!」「素粒子をさがすのがむずかしかったけどおもしろかった」などの感想が寄せられました。