記事一覧

ILC ニュースライン

素粒子物理学の進展を加速させるILCテクノロジー・ネットワークの可能性

※この記事は、2023年11月27日に発行されたILC NewsLineのディレクターズ・コーナーの翻訳記事です。 ILC加速器に関する国際推進チーム(IDT)のワーキンググループ2には、約50名の加速器研究者がいる。研究開発項目と...
ILC ニュースライン

参加日程の確保を!LCWS2024の東京開催が決定

※この記事は、2023年11月27日に発行されたILC NewsLineの翻訳記事です。 次回のInternational Workshop on Future Linear Colliders (LCWS2024)は2024年7月...
トピックス

「ナイスガイの須貝と学ぶワークショップ『重さはどうやって生まれたのだろう』−サイエンスアゴラ2023で実施しました

科学技術振興機構(JST)が主催する対話・共創の活動「サイエンスアゴラ2023」が、東京・お台場のテレコムセンタービルとオンラインで開催されました。KEKは11月18日〜19日の現地開催において、ブース企画「研究をもっとわかりやすく!みん...
トピックス

多摩六都科学館で「素粒子をさがそう」イベントを開催

11月1日(水)、多摩六都科学館(東京都西東京市)で、子供向けの国際リニアコライダー広報イベント「素粒子をさがそう」を開催しました。未就学児~小学生とその保護者40名が参加しました。 このイベントは、2014年に多摩六都科学館とKE...
トピックス

若手研究者と活発な議論 リニアコライダー議員連盟のメンバーがKEKを視察

視察を終えた議連メンバー(最前列左から奥野信亮衆議院議員、塩谷立会長、大野敬太郎事務局長、広瀬めぐみ参議院議員)とKEK、東大、総研大の関係者ら 国際リニアコライダー(ILC)の誘致に取り組む超党派のリニアコライダー国際研究所建設推...
トピックス

横谷 馨名誉教授・ダイヤモンドフェローが2024年ロバート・R・ウィルソン賞を受賞

米国物理学会の2024年ロバート・R・ウィルソン賞が横谷馨KEK名誉教授(元ILC国際共同設計チームアジア代表)に授与されることが発表されました。 この賞は加速器物理における特に顕著な国際的貢献を表彰するものです。今回の受賞理由には「電子...
トピックス

世界初の継ぎ目なし加速器心臓部の製造に成功 〜次世代加速器のコストダウンに貢献~

銅製パイプ(上)と、そこから製造した空洞(下)加速空洞の内面は滑らかであることが求められるためコーティングの下地には継ぎ目のない空洞が理想だ ILCや他の先端加速器で使用されることが計画されている超伝導加速空洞は電気抵抗がほぼゼロの...
加速器図鑑

加速器図鑑❹ ダンピングリング

ILCのダンピングリング完成予想図 ずらりと並んだ磁石が粒子の向きを整える ©︎Rey. Hori ILCは「直線型衝突加速器」ですが、実はその中央に周長3.2キロメートルの円形加速器があります。この円形加速器は「ダンピングリング」...
ILCの物理学

ILCの物理学 左巻き電子 右巻き電子

左巻き(上)と右巻き(下)のスピンをもつ電子©︎ ひっぐすたん 電子は自転しているかのような「スピン」とよばれる固有の性質を持っています。電子のスピンは、極めて重要な性質です。 たとえば、原子がその大きさを保っていられるのは、電子の...
トピックス

国際リニアコライダーの技術開発を推進 「ITNインフォメーション会議」に28研究機関が参加

国際リニアコライダー(ILC)の実現を目指し、技術開発を国際的に進めるあらたな枠組み「ILCテクノロジーネットワーク(ITN)」の会議が、ジュネーブにある欧州合同原子核研究機関(CERN)で10月16日〜17日に開催されました。オンライン...