一次宇宙線の粒子に、どんなものがあるかは、宇宙の成り立ちとも深く関係しており、多くの研究がなされて来ました。

電磁波
電波、赤外線、可視光からx線、ガンマ−線は、光の速さで到達するため、現在観測される銀河、惑星などで起こっている物理事象を反映している。

ニュ−トリノ
超新星爆発や星の内部での核融合反応などによって作られて、地球に到達している。

原子
宇宙線中の元素組成は下の表のようになっている。
炭素を1として。
リチウム 0.16
ベリリウム 0.11
ホウ素(ボロン) 0.27
炭素 1.00(基準)
酸素 0.86
フッ素 0.02
ネオン 0.20
ナトリウム 0.03
マグネシウム 0.20
アルミニウム 0.02
ケイ素 0.16

反陽子
宇宙初期での粒子反粒子の非対称性の名残りとして、反陽子の存在比が研究されている。




素粒子(クォーク・レプトン)
陽子・中性子(ハドロン)
原子核
原子・分子
物質
生物
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現代の宇宙像−ビッグバン
現代の宇宙像−元素合成と星の誕生
現代の宇宙像−星の輪廻
現代の宇宙像−暗黒物質と宇宙の未来
宇宙線
宇宙線の組成
宇宙線の最高エネルギー
超新星とニュートリノ
重力波

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