宇宙線のエネルギ−は、その粒子が生成された時にすでに持っているものか、あるいは我が地球に到達する間に加速されたか、いずれにしてもそのエネルギ−の上限はあるのか、またそのような宇宙線の起源を探ることは、まだまだ謎の多い宇宙の神秘に迫るものです。この研究を進めているグル−プの最近のデ−タを下の図に示しました。図中の一様分布モデルとは、宇宙線源が宇宙に一様に分布していて、宇宙の3Kの背景輻射の光子との衝突の結果、1020 eV付近にエネルギ−に上限があるモデルです。実測値は、それ以上超高エネルギ−の宇宙線があることを示唆しています。

宇宙線のエネルギ−分布(最高エネルギ−付近)
東京大学宇宙線研究所(1998)
AGASAで測定した超高エネルギー宇宙線のエネルギースペクトル。縦軸にはE3を乗じている。数字はそのエネルギーでのイベント数である。破線は宇宙線源が宇宙空間に一様に分布している場合に期待されるエネルギースペクトルである。





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