高エネルギー加速器研究機構
環境報告2007
 環境報告2007 

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廃棄物総排出量
【一般廃棄物】

  2005年度より機構全体に分別回収用のゴミ箱を設置し、ゴミの分別を推進しています。紙類については、会議のペーパーレス化、両面コピーの推奨、裏紙利用、メモ紙再活用により使用量を低減するとともに、使用後の紙については、分別回収後リサイクルを行っています。
 2004年度2005年度2006年度
可燃物
109,820104,740105,150
紙類
(リサイクル)
33,64041,42050,050
不燃物
14,50013,93012,060
合計
157,960160,090167,260
(単位:kg)
※昨年度の「環境報告書2006」では木屑、プラスチック屑、金属屑、廃液等を一般廃棄物として集計しましたが、本年度は、日常清掃一般廃棄物(可燃物、不燃物)と木屑、金属屑等の産業廃棄物とを区別して集計しました。
【産業廃棄物】

  2006年度は12GeV-PSの実験終了に伴い多くの廃棄物が排出されました。
  この施設で不要となった遮蔽体は、通常、産業廃棄物として処理されますが、放射化した遮蔽体は、保管場所と保管後の解体処理が必要となり、相応のコストと環境負荷を伴います。しかし、これらの半数以上はJ-PARCで再使用されるため、新規に遮蔽体を製造する量も削減でき、コスト面だけでなく環境負荷低減に貢献しています。
 2004年度2005年度2006年度
金属屑
(リサイクル)
65,479326,469213,302
金属屑
4,000075,940
プラスチック
224,000158,000208,600
木屑
326,00060,000213,000
がれき類
0028,600
蛍光管
2,1501,2201,102
蓄電池
1,0001,600650
合計
622,629547,289741,194
(単位:kg)
【実験系廃棄物】

  機構内で発生する実験廃液(無機廃液、有機廃液)、洗浄廃水(実験室、暗室等の流 しから排出される洗浄水)及び有害固形廃棄物は、その内容によって下図に示すようなシステムで処理されます。
  実験廃液処理施設では処理することが困難な高濃度の酸廃液、有機系廃液、写真廃液、凝集沈殿汚泥、有害固形廃棄物、廃試薬類は外部の専門業者に処理を委託しています。

 2004年度2005年度2006年度
固形物
3,8973,0582,350
実験動物
14140
合計
3,9113,0722,350
(単位:kg)
 2004年度2005年度2006年度
無機廃液
1,9722,3972,736
有機廃液
6,3702,8038,260
廃油
2,1312,2002,004
写真廃液
6365440
合計
11,1097,94413,000
(単位:L)