高エネルギー加速器研究機構
環境報告2007
 環境報告2007 

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環境負荷低減に向けた取組
【グリーン購入・調達の状況】

  本機構では、グリーン購入法(国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律)を遵守し、環境負荷低減に資する製品・サービス(特定調達品目)などの調達を進めるとともに、毎年その実績を関係省庁に報告しています。
  2006年度において特定調達品目について、調達状況を調査しました。以下に調達状況を示します。

分野摘要全調達量特定調達品目
調達量
特定調達品目
調達率
紙類コピー用紙等39,383.8 kg39,383.8 kg100%
文具類 99,022個99,022個100%
機器類事務機器等857台857台100%
OA機器電子計算機等23,368個23,368個100%
家電製品冷蔵庫等8台8台100%
エアコンディショナー等エアコンディショナー等78台78台100%
温水器等ガス調理器22台22台100%
照明蛍光灯等4,155本4,155本100%
自動車等 7台6台85.7%
消火器消火器36本36本100%
制服・作業服作業服269着269着100%
インテリア類カーテン等150枚150枚100%
作業手袋作業手袋2,422組2,422組100%
他繊維製品ブルーシート等10枚10枚100%
役務印刷業務等152件152件100%
※各調達数量は分野ごとの品目を全て集計しています。

  上記のうち、100%の調達目標を達成できなかった自動車については、実験研究に必要な特装車とよばれる特別仕様車が必要でした。そのため、車種が限定され、グリーン購入法に適合するものから選択できなかったことによるものです。
  本機構では、今後も引き続き機構内への周知徹底を図り、全ての調達において適合商品を購入することに努めていきます。

【ハイブリッド車の導入状況】

  機構が保有している公用車24台のうちハイブリッド車は3台あり、乗用車に限って比較すると、乗用車7台のうち3台がハイブリッド車となります。
  機構の特殊性として広い敷地に設置されている加速器施設に実験機材等を持ち運ぶための輸送等に供されている貨物車及び特殊車両等が17台と圧倒的に多く、これらの車両に対応するようなハイブリッドの車種は少ないため、ハイブリッド車の割合は増えていないのが現状です。

【東海連絡バスの導入状況】

  日本原子力研究開発研究機構と共同でJ-PARCの建設を茨城県東海村で進めており、機構ではつくばキャンパスと東海キャンパス間の移動、通勤を目的として2005年6月から業務連絡バスを運行して職員の安全性、利便性を確保しつつ、CO2の削減に努めています。