地表面から放射された赤外線の一部を吸収し、地表を暖める働きがあるガスを温室効果ガスといいますが、京都議定書において定められた対象6物質(二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、ハイドロフルオロカーボン類、パーフルオロカーボン類、六フッ化硫黄)のうち、本機構から排出されている二酸化炭素について排出量を把握しました。その他の対象物質については、ほとんど本機構からは排出されていないと考えられます。
エネルギー別二酸化炭素排出量換算(2006年度)
種類 | 使用量 | 単位発熱量 | CO2排出係数 | CO2排出量 (t-CO2) |
電力 | 416.6 GWh | | 555 t-CO2/GWh | 231,239 |
都市ガス | 319.1 万Nm3 | 450 GJ/万Nm3 | 0.0506 t-CO2/GJ | 7,266 |
ガソリン | 18.9 kL | 34.6 GJ/kL | 0.0671 t-CO2/GJ | 44 |
軽油 | 1.8 kL | 38.2 GJ/kL | 0.0686 t-CO2/GJ | 5 |
計 | 238,554 |
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二酸化炭素の排出量は、単位発熱量、排出係数を用いて算出しました。なお、電力のCO2排出係数は「特定排出者の事業活動に伴う温室効果ガスの排出量の算定に関する省令」に定めるデフォルト値を用いました。電気事業者別排出係数を用いた場合、CO2排出量は少なく見積もられます。
また、最大の温室効果ガスはエネルギー起源のCO2であり、ほとんどが電力使用によるものです。その低減対策は電力使用量の低減対策と同様になります。
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