高エネルギー加速器研究機構
環境報告2007
 環境報告2007 

はじめに
トピックス

環境負荷・低減対策
理念・方針
目標計画
マテリアルバランス
総エネルギ−投入量
総物質投入量
水使用量・排水量
大気・河川への環境負荷
温室効果ガス
化学物質
廃棄物
リサイクル
環境負荷低減
環境マネジメント
環境配慮の取組
機構の概要


環境報告2007TOPへ

温室効果ガス低減対策

  地表面から放射された赤外線の一部を吸収し、地表を暖める働きがあるガスを温室効果ガスといいますが、京都議定書において定められた対象6物質(二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、ハイドロフルオロカーボン類、パーフルオロカーボン類、六フッ化硫黄)のうち、本機構から排出されている二酸化炭素について排出量を把握しました。その他の対象物質については、ほとんど本機構からは排出されていないと考えられます。

エネルギー別二酸化炭素排出量換算(2006年度)
種類使用量単位発熱量CO2排出係数CO2排出量
(t-CO2)
電力416.6 GWh 555 t-CO2/GWh231,239
都市ガス319.1 万Nm3450 GJ/万Nm30.0506 t-CO2/GJ7,266
ガソリン18.9 kL34.6 GJ/kL0.0671 t-CO2/GJ44
軽油1.8 kL38.2 GJ/kL0.0686 t-CO2/GJ5
238,554
  

  二酸化炭素の排出量は、単位発熱量、排出係数を用いて算出しました。なお、電力のCO2排出係数は「特定排出者の事業活動に伴う温室効果ガスの排出量の算定に関する省令」に定めるデフォルト値を用いました。電気事業者別排出係数を用いた場合、CO2排出量は少なく見積もられます。
  また、最大の温室効果ガスはエネルギー起源のCO2であり、ほとんどが電力使用によるものです。その低減対策は電力使用量の低減対策と同様になります。