令和5年度共通基盤研究施設技術交流会を開催しました

令和6年1月18日に共通基盤研究施設技術交流会を開催しました。
本技術交流会は、技術職員の業務、技術開発とセンター間の交流を目的として毎年開催しており、今回で9回目になりました。参加者は会場20名、Zoom38名の計58名でした。
超伝導低温工学センター・岡田氏は市販されているヘリウム液化機用高純度ガス分光計測システムより安価に開発した装置について話しました。放射線科学センター・飯島氏は長年に渡って担当してきたサーベイメータ点検の推移について話しました。計算科学センター・笹口氏は就職1年目で学んだことについて丁寧に話しました。機械工学センター・保住氏は宇宙マイクロ波背景放射(CMB)を精密に観測するLiteBIRD計画で使用される観測衛星に取り付けるミラーの製作について話しました。
共通基盤研究施設はそれぞれのセンターがかなり異なった業務を行っているため、このような発表の場はそれぞれのセンターの業務を理解するための良い機会となっています。なお、発表のスライドはKDSに掲載し、KEK及びJ-PARCからアクセス可能です。

https://kds.kek.jp/event/49744/