アテナプログラムの来訪者を受け入れました
10月14日から11月3日まで、Adila Hanim binti Aminordin SabriさんがアテナプログラムのためKEK放射線科学センターを訪問しました。滞在中、彼女は自身の研究に関連するガンマ線の測定とシミュレーションについて学びました。放射線の医療応用に関する施設の見学として、iBNCTと東北大学CYRICを訪問しました。測定実習では、CeBrシンチレーションスペクトロメーターの使い方を学び、これを使って散乱ガンマ線の寄与を測定するセットアップを用意しました。このセットアップを用いて、屋根、壁、床からの寄与を定量測定しました。また、この実験配置をシミュレーションするためのPHITSコードの基礎についても学びました。最後に、KEKの加速器を見学して現在進行中のプロジェクトの説明を受けました。