12/13 (火) 大学めぐり「ILCセミナー」金沢大学

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「大学めぐり」は1~3人の講師で全国の大学を訪問してILC に関する2時間程度のセミナーを行う活動です。
LCWS2016が終わってすぐの昨日12/13 (火)は、ヤン ジャクリンさん(KEK)と高橋徹先生(広島大)が、金沢大学さんを訪問いたしました。参加者は30−35人、うち学生さん(学部3年以上)が多数。
ILCについての質問がたくさん出ました。

印象に残った質問の例

– 実際500GeVからはじめるのか、それともhiggs物理を中心としたより低いエネルギーから開始するのか?
– 今後のLHCの結果に合わせて如何にILCの役割を提示できるか?
– 超対称性粒子の種類の同定の方法
– 超伝導加速空洞の開発
– 2TeV以上までいけるのかどうか
– ILCの検出器はなぜLHCよりも高性能なのにほぼ同じ程度のお金でつくれるか
– ILCの意義をどのようにして色々な対象に伝えるか

LCWS2016での経験、ILCの実現に向けての取り組みも含めて、色々と踏み込んだ話を最後の談話会でできました。

セミナーの後も、ILCの実現に向けた状況について、少し話を続けました。