第10回リニアコライダーに関する国際加速器スクール開催(12月8日-19日)

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第10回リニアコライダーに関する国際加速器スクールが12月8日-19日、KEKつくばキャンパスと帝人アカデミー富士(静岡県裾野市)にて開催されました。
総応募者数は146名に達し、その中から50名(国内22名 海外28名)が選出されました。
ILC誘致を目指す日本での開催ということもあり、大学の高エネルギー物理研究室から大学院生を中心に多くの参加がありました。
従来の高周波技術、ビーム制御技術を中心とする2つのコースに加え、今年は、素粒子反応測定器とその周辺の加速器システムの講義を取り入れた第3のコースを設定しました。
高エネルギー物理研究室から参加した学生も高周波コースやビーム制御コース、また加速器専攻の学生も測定器周辺のコースなど、日頃の研究とは異なるコースを自ら選択しており、この機会を生かしたいという学生の意欲を強く感じました。(照沼 信浩)