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アジアで進む超伝導加速技術 ~中国と日本の技術協力~

  国際リニアコライダー(ILC)は、超伝導加速技術で電子と陽電子のビームをほぼ光の速さまで加速する。この技術を実現するためのキーとなる要素が超伝導加速空洞だ。これまで、米欧日が中心となって進められて来たこの超伝導加速空洞の研究開発が、...
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長期滞在のススメ ~フィリップ・バンバデュ氏インタビュー~

「日本に長期滞在して研究することをお薦めします」と語る、フィリップ・バンバデュ氏。ATF2 のビームラインにて。 大学共同利用機関法人である高エネルギー加速器研究機構(KEK)には、多くの共同利用者が訪れる。放射光施設の「ユーザー」と呼...
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世界の加速器科学研究者、一堂に会する ~第1回世界加速器会議(IPAC’10)開催~

まるでラッシュアワー!? 世界の加速器・素粒子物理学者でごった返すコーヒーブレイク 2010年5月23日~28日の6日間、1200人を超える世界の加速器・素粒子物理学者、学生、産業界の代表が京都に集結した。最大規模の加速器物理の国際...
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科学者の説明責任 ~大型計画のマスタープラン発表~

「KEKに期待することは、サイエンスの成果を出し続け、先端テクノロジーにチャレンジすることです」と語る相原博昭氏。(KEK小林ホール記念シンポジウムにて) 3月17日、日本学術会議は提言「学術の大型施設計画・大規模研究計画-企画・推進策の...
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韓国、国際科学ビジネスベルト拠点都市計画 ~加速器を中心とした国際都市建設へ~

国際科学ビジネスベルト拠点都市(世宗市)開発計画完成予想図。重イオン加速器は、2011年までに詳細設計を完成し、2015年に建設を終了。2016年からの本格的な研究着手を計画している。図中赤丸部分が加速器建設予定地。 朝鮮王朝の第4代国王、...
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超伝導加速技術から生まれる、新しい光

「小型高輝度光子ビーム発生装置開発プロジェクト」で開発中の超伝導空洞のイラスト     2月25日、東京丸の内で、文部科学省と高エネルギー加速器研究機構(KEK)主催の、「文部科学省量子ビーム基盤技術開発プログラムシンポジウム」が実 施さ...
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世界の超伝導加速器技術が集結 ~KEKで「S1グローバル」始動~

国際リニアコライダー(ILC)の心臓部である、超伝導加速空洞。その研究開発プログラムには、S0、S1、S2といった「コードネーム」が付けられている。現在、このうちの「S1」が高エネルギー加速器研究機構(KEK)で進行中だ。国際協力によって行...
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ガンとたたかう加速器

あまり日常生活に関係していないように思える「加速器」。実は、案外身近な存在なのだ。例えば、一昔前のテレビに使われていたブラウン管や、会社や家庭でつかわれている蛍光灯なども、加速器の仕組みが利用されたもの。そんな「実は身近な加速器」の中でも、...
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「進」~2009年のILCを振り返る

1,2.2月26日、東京・グランドプリンスホテル赤坂で先端加速器科学技術推進シンポジウム「日本発宇宙行き~国際リニアコライダー(ILC)実 現に向けて」開催。挨拶をする鳩山由紀夫氏(民主:リニアコライダー国際研究所建設推進議員連盟・会長代理...
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ナノ秒でビームを蹴る

中央部に見える銀色の円筒状の装置が撤去された既存のキッカー。その前にある、赤い電磁石間をわたる銀色の細長いパイプ状のものが新たに開発した高速キッカー。 一流のサッカー選手の場合、蹴ったボールが最大速度である秒速30メートルに達するまで、わ...